こんにちは。CGSスタッフ・キャスターまついみかです。
先週 昭和を代表する歌手の島倉千代子さんが
亡くなりました。
島倉千代子さんの代表曲「東京だョおっ母さん」
は150万枚も売れました。
しかし35回も出場したNHK紅白歌合戦で
歌われることはついに一度もありませんでした
130万枚売れた「人生いろいろ」は
3回も歌っているのにです
(台詞)ねえ おっ母さん
戦争で亡くなった 兄さん
ここに ねむってるのよ
(2番)
やさしかった 兄さんが
田舎の話を 聞きたいと
桜の下で さぞかし待つだろ
おっ母さん
あれがあれが九段坂
逢ったら泣くでしょ 兄さんも
この2番の歌詞が靖国神社を想起させる
からと想像されます
終わってからわずか5年。
GHQは治安維持と「戦争罪悪感」を日本人に
植え付けるため占領直後から民間情報教育局(CIE)と
民間検閲局(CCD)を車の両輪として
新聞ラジオ雑誌の検閲はいうに及ばず
電話の盗聴手紙の開封を大々的に実施した。
GHQによる「洗脳工作」は江藤淳氏が
昭和の末期に「閉ざされた言語空間」を
発表するまでタブー視され続けてきたが
今夏出版された山本武利氏の
「GHQの検閲・諜報・宣伝工作」
(岩波現代全書)でより詳しく
工作の一端が明かされている。
ことに占領初期のラジオ放送は
GHQが定めた「ラジオ・コード」に従って
一言一句にわたって厳しい検閲を受けたという。
音楽番組も「民主化」の先兵となり
「戦時歌謡」はすべて封印された。
靖国を連想させる「九段」という地名が
入った曲も放送できなくなった。
見えない「被占領意識」という黒い霧は
この国のメディアをいまだに覆っているようである。
「産経新聞」11月16日より
GHQは東京裁判で日本を
ナチス・ドイツと同じような
「犯罪国家」に仕立てようとしました
しかし日本が
「人道に関する罪」など犯していない
ことは明確です
GHQの前進である
アメリカOSS(戦略情報局)の
「日本に関する政治分析概要試案」
という公開文書には
どうすれば戦争犯罪が成り立つか・
どうすれば日本国民に
東京裁判が公正なものと
信じさせられるかどうかなどの
工作の様子が記載されています
その工作により
昭和20年12月8日からは新聞各紙で
「太平洋戦争史」
というGHQによる日本軍断罪の
連載がいっせいに始まり
翌12月9日から昭和23年1月まで
「真相はこうだ」という
ラジオ番組が
NHKラジオ第一第二放送で
流されました。
War Guilt Information Program
ウォーギルトインフォメーションプログラム
という1948年2月6日付けの
CIE(民間情報教育局)の内部文書によると
「国民」に対する「罪」を犯したのも
「現在および将来の日本の苦難と窮乏」も
すべて「軍国主義者」の責任であって
米国には何らの責任もない。
大都市の無差別爆撃も広島・長崎への原爆投下も
「軍国主義者」が悪かったから起ったことで
実際に爆弾を落した米国人には
少しも悪いところはない
ということを
日本人の意識に刷り込むことが目的
だったとされています

NHKはこうしてGHQの洗脳工作機関
として使われました。
68年たったいまでもGHQによる
勝者の敗者に対する洗脳は
「自主検閲」という形で続いているのです

●CGS倉山満先生「じっくり学ぼう!日本近現代史」
現代編「公職追放と言論弾圧 日本民主化という偽善」
動画で学ぶにはコチラをクリック↓↓
http://ameblo.jp/cgsinfo/theme-10070093824.html
●公開収録のお知らせ

12月1日(日)
15時~17時「甦れ!神道」kazuya先生
18時~20時「じっくり学ぼう!日本近現代史」倉山満先生
(聞き手:倉山満先生)