「2017年から道徳の教科化」批判する朝日新聞はGHQに発行停止にされたことがまだトラウマなの? | 毎日10分おもしろく!!日本人に真の教養を!!チャンネルグランドストラテジー(CGS)

毎日10分おもしろく!!日本人に真の教養を!!チャンネルグランドストラテジー(CGS)

日本に誇りを持ち、外国と肩を並べるには、何が必要か?
教養です。歴史・政治・経済・文化・・・
学校で学ぶような項目を、学校で学ばないような方法で、
おもしろく、わかりやすく、楽しく学ぶ、ネットチャンネル!
それが、チャンネルグランドストラテジーです。

こんにちは。
CGSスタッフ・キャスター まついみかです


安倍政権の掲げる
教育改革の目玉「道徳の教科化」

これについて朝日新聞はこう書いています。

道徳教科に評価を導入することについて
本田由紀・東京大教授(教育心理学)は
「記述式とはいえ多様性の尊重や
子どもの内面の自由を損なうことになる。
何が良い生き方かを政府が決め
教師が子どもを裁くことになれば
憲法19条の思想・良心の自由にも抵触する
のではないか」と心配する。
朝日新聞 2013.11.12

「子供の内面の自由」

人間は生まれるときは無の状態ですよ

成長に伴って善悪や良い生き方を大人が教えなくて
いったいどこから子供は学ぶというのでしょうか


「良い生き方を政府が決める」って・・・

わが国には親や大人が子供に
代々教えてきた道徳教育があるのですが・・・

明治の開国後
キリスト教中心の生活が当たり前だった外国人が
日本人に対し持った疑問がありました

「日本人が宗教なしに道徳をどう学ぶのか

それに答えるため明治32年
アメリカで出版され
世界的ベストセラーになった
BUSHIDO  武士道のなかで
新渡戸稲造はこう書いています。

新渡戸稲造

日本を研究し観察したヘンリー・ノーマン氏
日本が他の東洋専制諸国と違う唯一の点は
人類がこれまで作り上げた中でもっとも気高く
もっとも厳格でまたもっとも几帳面な名誉の掟が
その国民の間に支配的影響力を持つ

ことにあると断言した。

東洋の制度や国民を詳しく観察した
イギリスの評論家
メレディス・タウンゼント氏
は書いている。

「われわれはいかにヨーロッパが
日本に影響を及ぼしたか
を日々聞かされてきたが
かの島国での変化がまったく自発的であったこと
ヨーロッパ人が日本人に教えたのではなく
日本が自発的にヨーロッパから
文武の組織の方法を
学ぶことにし
それが今まで成功を収めてきたことを忘れている
。」

民衆がどこでもいつでも礼儀正しいのは
武士道の遺産であって
周知のことだから繰り返すまでもない。
「ちびのジャップ」の身体にあふれる忍耐強さ
不撓不屈の精神、勇敢さは、日清戦争によって
十分証明された。

「日本人以上に忠義に厚く愛国心のある国民があろうか」
とは多くの人が発する質問である。
そして「ない!」と誇らしく答えることができるのは
武士道の賜物である。

武士道
というタイトルから武士の心得書のようですが

「日本人の道徳観」を支えている
武士道の源泉を
神道・仏教・儒教のなかに探り
欧米思想との比較によって
それが普遍性を持つ思想であることを示した

日本人により初めて記された日本文化論
ともいえるそうです。


さて
明治10~15年に 三度日本に来日した
アメリカ人動物学者 エドワード・モース
当時の一般の日本人の心に触れ感動し
こういう言葉を残しています。

エドワード・モース

「世界中で日本ほど子供が親切に取扱われ
そして子供の為に深い注意が払われる国はない。
ニコニコしている所から判断すると
子供達は朝から晩まで幸福であるらしい。」


モースがアメリカに持ち帰った明治の子供たちの写真
(ピーボディエセックス博物館蔵)


大東亜戦争後
GHQは教育改革と称し
日本人伝統の道徳教育「修身教育を禁止」しました

   連合国軍最高司令官総司令部が入った第一生命館(1950年頃撮影)

同時期
朝日新聞GHQにより発行停止
にされました

(昭和20年9月18日から2日間)
鳩山一郎氏アメリカの原爆投下などを批判した
発言についての記事などがその理由だそうです


「正義は力なり」を標榜する米国である以上
原子爆弾の使用や無辜の国民殺傷が
病院船攻撃や毒ガス使用以上の
国際法違反・戦争犯罪であることを
否むことは出来ぬであらう。
(当時自由党総裁鳩山一郎氏のコメント
GHQにより公職追放

朝日新聞
道徳教育復活に対する論調などを見ると
いまだにGHQのプレスコードが残っているようです
※プレスコード GHQによる報道統制、検閲

GHQにより禁止された
「修身道徳教育」を動画で学ぼう

↓↓CGS kazuya先生「甦れ!修身」↓↓
http://ameblo.jp/cgsinfo/theme-10070093824.html

●公開収録のお知らせ
12月1日(日)
15時~17時「甦れ!神道」kazuya先生
18時~20時「じっくり学ぼう!日本近現代史」倉山満先生

12月22日(日)
16時~18時「じっくり学ぼう!日本経済」上念司先生
19時~21時「じっくり学ぼう!日韓近現代史」宮脇順子先生
(聞き手:倉山満先生)

場 所:東京都中央区東日本橋3-3-3 わなびば