僕の知ってるわずかな夏
そのわずかな夏のいくつかの記憶を
辿っていってみるとどこか特別な気がする
それはあの夏の暑さのせいだろうか
それとも長すぎた休みのせいだろうか
夏 夏 夏
夏はいつまで…
夏 夏 夏 甘夏
そう今度会うなら夏のいつか
テーブルの上 フルーツ積み上げ
目につく色を 味を楽しもう
イチゴ さくらんぼ すいかに オレンジ
ピーチ マンゴウ メロン 洋なし
りんご ぶどう パイン パイン パイナップル
グレープフルーツ キウイ
夏 夏 夏みかん
旬のものでもそうでなくても
手が汚れたら洗えばいい
口が汚れたら拭けばいい
果汁がとべば そう笑えばいい
今度会うなら夏のいつか
甘い夏も すっぱい夏も
山積みにして楽しもう
サラリーマン 鞄かかえて走り出す
OL 時計気にして雨宿り
ざまあみろ ざまあみろ
僕は傘閉じ 雨に降られて
遠まわり 遠まわり
見慣れない商店街の 笑顔や会話が気になりだした
雲 流れた?空の明るさ
降ってるうちは良かったのに
降ってるうちが良かったのに
ちょっぴりの後悔と眩しさが心のなかに差してきた
あ~あ
明日も晴れるといいなあ
クーラーの音とブラインドの隙間から見える空は
とても寂しい夏を演出している
さっきより大きく揺れる木々を見る
それが外への誘いのようでも
なぜだか冷え過ぎた部屋から出られない
誰か訪ねてきてくれないかな
もちろん外へ連れ出してくれるとして
ほら もう外は十分に涼しいから
ほら はやく 汗だってかくさ夏だもの
ほら ほら 日が沈む前に
太陽の残してくれるいくつも幻想拾い集めに
ほら ほらっ
今日がおわる前 夏がおわる前に
誰か僕を連れ出してくれないかな