日経225先物で8年間トレードをしてきましたが、いまだに相場の値動き、勝ち負けに一喜一憂しています、

 

他の参加者と資金を奪いあうとても厳しいいトレードの世界ですが、

それ以前に自分の”欲”と”恐怖”と”狂気”という本能がトレードの大敵です

 

調子よく勝ち続けているときでも、自分が最強のトレーダーになったかのように勘違いしてしまって掛け金を増やしてしまったり、

負け続けてパニックになって一か八かの勝負をかけたり…

 

とにかくトレードしたくてしょうがないギャンブル狂になったり…

自分を失ってしまう状態になってしまうこともあります

 

一瞬の気の迷い、一瞬でも理性を失い”欲”と”恐怖”と”狂気”に心身が支配された時に冷静な判断ができずに大負けしてしまうんです

 

それを避けるためには、自分のトレードをルーチン化して、規律を作ることで、暴れ回りそうになる本能を抑え込む

 

トレードルーチンやルールという”自己規律”が必要なんです

 

==トレードルーチン==

 

1.環境認識(6時ころ)

 

ナイトが引けたら昨日の日中からナイトまでの値動きから

足元の相場の大きな流れを確認します

 

前日の高値を終値で更新する相場をブル相場

前日の安値を終値で更新する相場をベア相場

前日の高値・安値の中で動く相場をレンジ相場

と定義します

 

相場の大きな流れを確認して、目の前の動きに右往左往しないための作業です

 

2.シナリオづくり

 1日3回戦をイメージしてシナリオをつくります

 時間帯を区切って値動きを予測し、狙いを絞ることでリスクを減らします

 

〇寄り付き勝負シナリオ1回戦(8時ころ)

 

CME225の値動き、寄り付き板から、寄り付き後の相場展開を予測します

 

寄り付き価格と直近でサポレジとなりそうな想定節目から値動きパターンを予測して、

寄り付き後の1回戦にどの手法で参戦するかを選択します

オープンレンジブレイク狙い

トップ・ボトムリバーサル狙い

押し目買い・戻り売り

 

〇ここからの勝負シナリオ2回戦(9時半ころ)

 

オープニングから9:15まで値動き、出来高から、相場の強弱、有効な節目から売買シナリオ立て直します

 

9:30IRブレイク狙い

10:00IRブレイク狙い

押し目・戻り節目での売買狙い

直近レンジブレイク狙い

 

〇.ここからの勝負シナリオ3回戦(10時ころ、11時ころ、14時ころ)

 

日計り組参加者の手仕舞いを狙って売買します

押し目・戻り節目での売買狙い

直近レンジブレイク狙い

 

 

4.エントリー

 

節目に到達するまでは高みの見物

想定した節目に到達したところでトリガーが示現したら売買BET

 

プライスアクション、出来高のトリガーでエントリー!

躊躇せずに即決、覚悟を決めて参戦しなければ勝てない

 

一方で余計なエントリーは絶対しない

 

5.イグジット(~15:15)
 
節目価格での利確を目標とするが、いったん利が乗ったら逃さないことを優先
順張りは利を伸ばし、押し戻りの動きはサクッと利確することを意識する
 
根拠となったセットアップが崩れる、あるいは反対向きトリガーでロスカットは即決!
*セッション持ち越すことは絶対しない(引成で決済する)
 
入ったら常に出口探しをする、さっさと逃げることを意識する!
 
6.振り返り
 
トレードのエントリー根拠、売買ポイント、売買時刻をエントリーごとに記録
ルール通りのトレードが出来たかを振り返る
 
新たな気づきや感想も記録しておく
 
それと、今後のために日中の高値、安値、サポレジ転換した価格を記録しておく
 
 ==勝っても負けても、見逃しても、ルール通りやったならばそれで良し==
 
ただし、ルールを破ってしまったり、連敗して熱くなっているときは、顔を洗って出直します
文字通り、実際に冷たい水で顔洗ってからチャートを見直します(笑)
 
勝っても負けても、前のトレードの結果を次のトレードに引きづらないことが大切ですね🤣