土曜の朝はライフプランを考える【週末FP】


50代を待つ危機 転職か起業か、40歳からの生存戦略 日経新聞

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO35643240R20C18A9000000/

 

コラムによると「平成30年度 国民生活に関する世論調査」によれば、日常生活で悩みや不安を感じている人は、50歳代が69.5%と、他の世代をと比べてもっとも多い結果になったようだ

 

サラリーマンは、40歳代では社内でも出世の可能性をあきらめきれないが、50歳になると出世競争にも結論が見え、会社生活は終盤を迎える

 

一方で、人生100年時代とすれば、まだまだ折り返し地点

 

いよいよ定年後の生活を考えようという段階となり、選択肢の少なさに愕然とする

 

私は、50歳は人生の折り返し、「とまどい世代」だと思う

急激な社会の変化についていくのに精一杯

がむしゃらに働いてきて、我に返ると時代が大きく変わってしまったことに気づき、とまどい悩む

また、それに気付かなければ老後破綻の危機

 

定年後に備えて早めにライフプランを立てることが必要だ

 

人生100年時代のライフプランを考える時に、大切なのは「仕事(お金)」と「健康」

 

40歳代のうちに、今の会社で働き続けるのか、転職するのか、起業を含めて、しっかり考えておいく…そういう時代

 

そしてもう一つが「健康」

生涯現役で働くには健康が第一になる

 

日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳ということだから、65歳定年だとしても、女性22年、男性16年

 

しかし、健康寿命というものを知っているだろうか

健康寿命は女性74.79歳、男性72.14歳

 
これは、病気があるとか、ないとかいうことではなく、誰かの介護や支援を受けなくても自立した生活ができるか、という寿命
 
言葉の優しさに騙されてはいけない
 
65歳定年後の半分以上の期間、女性12年、男性9年は
介護・だれかの支援が必要な状態にあるということに他ならない
 
定年後は自立生活できる期間の方が短い…
 
これでは生涯現役どころではない
 
健康か、そうでないかで、ライフプランが大きく変わってくる
 
仕事は大切だが、長時間労働や高ストレス労働をしていてはいけない
 
自己管理が大切だ
 
そして、健康管理のポイントは「食事のバランス」と「適度な運動」
 
身体が資本である、ということを忘れないようにしたい
 
 
PS:健康経営銘柄
経済産業省と東京証券取引所は一つの業種から1社、健康管理に積極的に取り組む企業を選出している
今年で4回目となるが、4回連続選出されたのは
花王、テルモ、TOTO、大和証券G、東急電鉄、SCSKの6社
これらの経営者の先見性はさすがだ