1月8日は成人の日

20歳を迎える新成人のみなさんに、ファイナンシャルプランナーとして人生100年時代を生き抜くヒントお伝えしたいと思う

 

人生は100年と言われる時代、新成人のみなさんには80年という年月が残されている

 

この貴重な時間は大きな財産だ

 

今100歳になっている高齢者はスマホはおろか、携帯電話もなく、現在のような便利な家電製品もない時代に生き、馬車馬のように働き、日本の高度成長を実現し、今の日本経済の礎をつくった

 

その経済成長過程で充実した社会保障を作り上げ、その恩恵で老後は安泰という時代を過ごしてきたわけだ

 

長寿化と少子化により日本の人口構成は変わり、

年金や医療・介護などの社会保障の財源が不足し、社会保障だけでは老後は生きていけなくなった

 

これからは、老後という概念は捨て、80歳となったとしても働く覚悟が必要だ

 

AI、ロボット、IoT、ビックデータ、シェアリングエコノミーなどは、現在の産業に大きな変化をもたらし、職業や仕事の在り方、働き方も大きく変わってくるだろう

 

変化の速い時代には、学んできた学習知識の賞味期限も短くなり、知識はどんどん劣化するため、学び続ける必要がある

 

そして、毎月○○円貯蓄して、定年までに○○円を貯蓄しておけば老後は安泰というような「モデルライフプラン」のようなものはいずれ役に立たなくなる

 

かつて、赤信号みんなで渡れば怖くない、という言葉があったが、みんな一緒で良いという時代は終わる

 

人の真似をしても生きていけない時代の到来だ

 

「ライフプラン」とは、どうやって収入を得て、どのような人生を送るのか、人生でやりたいことを考え、それに必要な資金計画を立てることだが、

これからは、個々人が自分の特性に合わせた「自分自身のライフプラン」を確立できなければならない

 

それができなければ金銭的に破たんしてしまう

 

それには、自分という資本を活かして、収入に換えていくのが良い

 

自分の得意なことや強み、特技、あるいは好きなことは何か、

自分自身を理解して、稼ぐ手段とする

 

自分の「知識」「スキル」、それを最大限に発揮できる「健康」「体力」というものを常にブラッシュアップしていく

 

向いてないことや苦手なこと、好きでもないことを仕事にしてはだめだ

 

周りに流されない自分が必要

 

好きなことを仕事にして社会に役に立てば収入になる

それを時間をかけて突き詰めていく

 

あえてイメージするなら、

一つの分野で「職人」「匠」「専門家」「第一人者」「プロ」と言われる仕事をすること

 

時間は大きな財産だ、と冒頭に言ったのは、それができる時間が充分あるということ

 

好きなことだけをして生きていく、これが理想であって、最も現実的でもある

 

時間があれば実現できる

 

人生100年時代を生き抜くために、仕事というものを長いスパンでで考えるべきだ

 

 

私自身も遅ればせながら…

好きなこと探しの最中で

FPの本業をしながら、日経225ミニを楽しんでいる

 

本業が忙しい中でも日経225ミニが続いているのは好きだから

 

これを本業にするため奮闘中!