超高齢社会が到来し、親の介護問題は社会問題となっている

現在、要介護者は2001年と比べて約2.4倍
約621万人が要介護(要支援)に認定されている
 
80~84歳の4人に1人は要介護というから、
子供世代は40~60歳くらいの働き盛りが、介護の担い手となる
 
団塊の世代(1947-1949年)が介護世代となる日は近い
 
親が介護となれば金銭的にも精神的にも大きな負担となり、介護のために仕事をやめざるを得ないということになる
 
かつて、介護の担い手は、息子の嫁、妻、娘、夫、息子の順に多かったが、
現在は、妻、娘、息子の嫁、息子、夫の順に入れ替わったと同時に、息子と夫の数が介護する立場になるケースが急激に増えている
 
働き盛りのサラリーマンが親の介護のために離職するケースが増えているのだ
 
さて、親が介護の必要な状態になったらどうすればいいか
 
離職して、介護に専心するのも一つの選択肢だと思う
金銭的には厳しくなるが、自分を育ててくれた親への感謝、親孝行のいい機会と思いたい
 
しかし、介護についての基礎知識は持っておかないと戸惑ってしまう
金銭的に予備資金も蓄えておかなければならない
 
親が要介護状態になったら、
地域包括支援センター望む情報収集、ケアプランの策定、要介護認定の申請、公的介護サービス以外の活用などを行う必要が出てくる
まず、時間が必要だ
 
そして、自宅の改造、介護用品の購入や介護施設への入居などの費用は約250万、月々の費用は7.6万円で介護期間は平均で59.1ヶ月、合計すれば、ざっと750万円
資金準備も必要だ
 
企業に勤めているサラリーマンであれば、要介護状態の家族1人あたり93日間の介護休暇が認められており、介護をするための日数としては不十分
だが介護体制を整える準備期間としては十分だ
 
人生100年時代には、副業・セカンドインカムが必要だと思うのだが、親の介護が必要になった時にもこの副業やセカンドインカムが役に立つ
 
会社にしがみつく生き方では幸せな人生とは言えない
 
せめて、親が介護が必要になった時、躊躇せずに離職することのできるように、日頃から備えておきたい
 

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ちなみに、介護応援のためにウォッチしているのは

7779サイバーダイン

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