現在の低金利時代に、利息がほとんど付かない預貯金や保険に大切な資金を置いておくのはナンセンスだ

 

目的がある貯蓄ならいいが、そうでなければ死に金

 

「お金を活かす」方法の一つが投資だが、中でも誰もが簡単にできるのが株式投資だ

 

株式投資で成功するには安く買えて高く売れる銘柄を見つければよいのだが、それが難しい

 

うまくいくこともあれば失敗することもあるが、知識と経験を積んで、その成功確率を上げていく必要がある

 

金融リテラシーが必要となるが、長い時間軸で見れば株価はいずれ上昇していく

 

長く保有することを前提として、長期運用がお勧めだ

 

サラリーマンなどが投資をする際に心掛けたいポイントを3つに整理してみた

 

○魅力

 

投資先の選定の第一歩は魅力のある企業を探し出すことだ

 

・研究開発に力を入れていて突出した技術を持っている、あるいは今後の開発に期待ができる

 

・時代の流れを汲んだ新しいビジネスモデルがある

 

・競争相手の少ないニッチ市場で取り込んでいる

 

・国策であり国の支援が見込める

 

・経営者の魅力  など

 

投資対象の候補企業を見つけるには日頃からアンテナを張っておいて、インターネット・書物・街角などであふれる情報の中からこれから伸びていく企業を拾い出す

 

みんなが追いかけている銘柄で成功するのは時間と労力を技術が必要だ

 

日頃、自分が良く使う製品やサービスのなかで気に入っている企業に投資するのも良いし、応援したい企業に投資するもの良い

 

株主優待の魅力や配当金の魅力で購入しても良い

 

この会社、なんだか好きだな…という会社でもいい

 

経験を積みながら見識を高め独自の成功方程式を確立していきたい

 

○安全性

 

一見魅力があるように見えても中身が良くない場合がある

そのような企業に投資してしまうと高値掴みや業績低迷から倒産などのリスクもある

 

まず、現在の株価の物差しとして

 

・株価収益率(PER)…1株当たり利益に対し株価が何倍まで買われているか、その会社の投資価値を表す

 

・純資産倍率(PBR)…1株当たりの純資産(注)に対し株価が何倍まで買われているか、株式会社が解散したとき価値を表す

・株主資本利益率(ROE)…投資資金が上手に使われて、採算がとれているかどうかという指標

 

これらの指標を同業他社と比較して水準をチェックして投資に値するか確認する

 

次に決算書類で利益の他に、キャッシュフロー、商品の売れ行き(棚卸資産)、設備投資(有形固定資産)借入金(有利子負債残高)の推移を見て問題がなさそうであれば安心だ

 

 

○購入タイミング

 

そして最後に、株式市場全体の状況、業界の成長性やテクニカルチャートになどを参考にして購入のタイミング決めて発注する

 

日頃から購入したい企業の株価をウォッチしておいて、一時的に決算情報が悪化した際に企業を応援するために購入してもいい

 

 

ここで、表題にした「塩漬け株投資」について…

 

一般的に、購入した株式の価格が下がり、含み損が大きくなって売るに売れない状態を「塩漬け」状態というが

私の場合は、現物株は基本的に「塩漬け」前提で購入している

 

好きな企業、応援したい企業の株式を購入しているので、多少株価が下がったとしても気にならない、むしろ応援したくなる

 

そして、大きく上昇したときは売却(笑)

他の人が応援しているので、売却してもいいか、という感覚で利益確定している

 

ただし、万一の倒産に備えて一点買いはしない

 

そうしていると、忘れたころには株価が上昇している

漬物のようにいい具合に出来上がる美味しい「塩漬け株投資」

保有していれば毎年配当が受け取れたり、優待を楽しめるし、長期で見れば自然と利益は出ているものだ

 

将来公的年金は目減りする

自助努力で資産を増やして公的年金の不足分を補うためにもある程度リスク資産での運用が肝要になる

 

これからのライフプランには株式投資という金融リテラシーも必要な時代だ



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