我々は老若男女すべての人が人生100年時代のパイオニアだ

これからますます医学が進歩し長寿化がすすみ100歳を超える人が増えてくるだろう

かつての人生のシナリオは、
20代で就職して→しばらくして結婚→一つの会社で勤めあげて60歳で定年退職→それ以降はセカンドライフとして定年後の人生を楽しむ、このよう人生を前提とするとシンプルなシナリオであった

アリとキリギリスの童話になぞらえると、夫はサラリーマン時代に家族を支えるためアリのように働き、定年後はキリギリスとして余生を楽しむ

しかし、少子高齢化が進み社会保障は成り立たず、一方で長寿化で人生は100年

人生を100年としてライフプランを立てると60歳以降に必要な資金は夫婦二人で1億6000万円以上となる
医療費などの増加を考えると更に上乗せされる

普通のサラリーマンが老後資金を充分に準備をするのは難しい

人生を100年とすると従来型のシナリオでは老後に破綻してしまう

セカンドインカム(第2の収入)が必要だ

そこで、夫婦共働きのライフプランを考えてみよう

共働きのメリットはなんといっても
生涯収入が圧倒的に増えること

妻の年収にもよるが、仮に手取り年収200万としても35年で7000万
300万なら1億を超える
退職金も2人分なら3000万円くらい期待できるだろう

夫婦二人で定年まで勤めれば老齢厚生年金は2人分で月々30万~40万円となり老後生活にも充分だ

セカンドインカムというかダブルインカムだ

金銭面では充分生涯収支が成り立つ

一方、デメリットも多い

妻が働くことで専業主婦に比べて、
税金·社会保障費、保育所·保育園費、外食費、妻の衣類·美容費、妻の交際費などの家計の支出が増える
家計管理をしっかりしておかないと共働きでも金銭的に破綻してしまう

その他に、共働き特有の難しさももある
家事の分担、子育ての役割、親の介護などの役割分担の難しさ

専業主婦なら妻が一人でやっていることを二人で分担してやらなければ妻がまいってしまう

これを上手くやらなければ夫婦関係が破綻してしまう

まだまだ取り組みは遅いが、世の中では働きかたの革新が進みつつある

フィンテックで家計管理もやり易くなってきた

家事代行サービスなどもこれから充実するだろう

人生100年時代と考えると夫婦の時間は長い

夫が妻を幸せにします、という時代はもう古い
人生のパートナーとして一緒に人生を楽しむ時代だ

人生100年のパイオニアとしてアリでもなくキリギリスでもなく
アリギリス的な生き方を模索していこう

人生100年時代のストレスフリーライフをエンジョイしよう!