高齢者の定義が65歳から75歳に変わる

75歳以降を高齢者とするのもまったく違和感はない

現在65歳で受給権が発生する老齢厚生年金もいずれは70歳以降に後ずれされるだろう

日本の平均寿命は男性80.79歳、女性が87.05歳、医学の進歩で長寿化がすすみ100歳を超える人が増えてくるだろう

かつての人生のシナリオは、
20代で就職して→しばらくして結婚→一つの会社で勤めあげて60歳で定年退職→それ以降はセカンドライフとして定年後の人生を楽しむ、このよう人生を前提とするとシンプルなシナリオであった

その前提で計算すると
夫婦二人で老後に必要な資金は60歳以降の月生活費を37万と仮定して、
37万×12ヶ月×25年でざっと1億円
厚生年金で6000万ほど賄えるので退職時に必要な手元資金は4000万円
というのがライフプランの平均モデル

そして、定年年齢が65歳になったり共働きだったりする場合は調整する

従来は年金の不足額を現役時代に貯蓄すれはなんとかなった

しかし、少子高齢化が進み社会保障は成り立たず、一方で長寿化で人生は100年

人生を100年とすると従来型のシナリオでは老後に破綻してしまう

単純に37万×12ヶ月×15年で6630万円余分にかかることになり、老後に必要な資金は1億6000万円以上となる
医療費などの増加を考えると更に上乗せされる

これを貯蓄で補うのは一般的なサラリーマンでは無理だ

しかしながら、長寿化は悲しむことばかりではなく、前向きにとらえれば人生を長く楽しむことができる

そのためには人生をどう生きるか
シナリオを描き直さなければいけない

先ず考え直さなければならないのが健康と収入源

健康寿命が伸びれば隠居せずにより楽しみながら社会参加できるし、老後にも続けられる仕事があれば収入も得続けることができる

大学を卒業して、就職してもその会社で一生働くことを前提にしない方がいい

一生その会社で働くことで老後資金を準備できるのは大企業の役員か、中小企業であれば社長以外は無理

社畜となって働いて老後破綻してしまう

では、どうすればいいか

元気な限り一生でも続けられるセカンドインカム(第2の収入)を持つことだ

本業の延長線や趣味の延長線上の副業でも良いし、それ以外でもお金になればいい
本業をもちながらプラスアルファの収入を得られるものを探すのだ

セカンドインカムは定年後も続けられるものが良い

定年退職前に、本業を辞めてくら替えしても良いし、定年までは副業としておいて定年後は本業として続けると言うのでも良い

会社からの給与以外に着実に稼げるものがあれば、老後生活していく上での糧になるし、自信にもなる

貯蓄では充分補えない老後資金をセカンドインカムで補う

株式投資、FX、不動産投資、アフィリエイト、ネットオークション、ネットビジネス、等々…
パソコン一つでできるものから
起業するという選択肢まで数多い
趣味の延長線でお店を開いても良い

その他のセカンドインカム(ご参考)
http://www.oricon.co.jp/news/39746/full/

かつて「定年するまでに趣味を作っておこう」と言われていたが、
「定年までにセカンドインカムを作っておこう」と言う時代に変わったのだ

くら替えするか、副業で続けるか、いずれにしても45歳くらいまでにはセカンドインカムを何にするか、決めておきたいものだ

健康で人生をストレスフリーで楽しむために!