こんにちは!

 

北陸と東北以外の地域は梅雨明け宣言が行われましたね。

 

福井ではまだ梅雨明けしておりませんが、天気は晴れが続いている上に、気温も高いので梅雨明けしていないのが不思議でたまりません。笑

 

私はジメジメとした季節は苦手なのですが、雨上がりの緑はとても綺麗なので、梅雨が明けてしまうのが少し惜しい気もします。

 

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今回のテーマは、「震災のことをすっかり忘れてしまったという人にお勧めな本」です。

「魂でもいいから、そばにいて 3.11後の霊体験を聞く」という株式会社新潮社発行の奥野修司さんによる1冊です。

 

この本では、2011年3月11日の東日本大震災を経て、愛する家族を失った遺族が経験した心温まる16の霊体験について書かれています。

 

霊体験とだけ聞くと怖そうですし、非現実的に感じます。

そのため、霊体験について知りたい、読んでみたいと考える人は少ないのではないでしょうか?

著者の奥野さんも最初は被災者の経験した霊体験を非現実的だと考え、敬遠していたそうです。

しかし、死者に会いたいと願う人達の願いや想いに惹かれ、取材を始めたそうです。

 

私は震災当時、高校生だったのですが、当時のことは忘れてしまっていることの方が多く、本に書かれていた体験を読み、当時のことを思い出しました。

 

震災から約6年過ぎ、当時の状況について忘れてしまっている人もいるかと思いますが、この本を読むと当時について思い出されると同時に忘れてはいけない出来事であるということを再認識させられます。

 

震災のことを正直、忘れてしまっていたという人はこの本を読んで、少し思い出してみてはいかがでしょうか?