5年半ほどさかのぼって書いています。
後悔してもしきれない、自己管理の甘さから私は【糖尿病】になってしまいました。


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【糖尿病】になり、人気の産婦人科から総合病院に転院、そして【管理入院】が決まった時に、まずは自分の母に電話しました。
一瞬電話するか迷ったけど、せずにはいられないほど、きっと動転していました。

『何て言うかな、何て思うかな、心配かけるな、おこるだろうな、悲しむだろうな』

そんなそとを思いながら電話しました。
『えー、どうしたの、大丈夫なの?お腹の子はどうなるの??』
私以上に心配したのかもしれません。
母の愛ほど大きくて深いものはないので、
その母に心配をかけてしまった自分を責めました。

誰に責められても、自分が責めても、
何も変わらないのですが。
これ以上ないくらい、私は自分を責めていたし、母に心配かけなくなかった。
その母に自分が抱いている不安を『どうするの、どうなるの』と責めるように言われて辛かった。
母は本当に心配していました。だからそういう言い方になってしまったこともわかっています。
いつだって母の愛は優しく強い。

そんなメンタルズタズタの時に救ってくれたのは、姉でした。
私は三姉妹で、姉も妹も看護師です。
(いつも周りから姉妹2人とも看護師なんてすごいね、と言われるのと同時に『○○(私)は違うんだ(笑)』と言われたものです。私は全く別の専門職です)

昔から医療のことは姉に聞くほど頼っていました。
姉にも電話。
『おねーちゃん。どうしよう。私、糖尿病だって。今検査してそう言われた。明日から入院だって。どうしよう。お腹の子、どうしよう』
そういうと、

『そうなんだ?管理入院は仕方ないし、必要なこと。お腹の子はね、血糖のコントロールが出来ていれば、よっぽどのことじゃないなら大丈夫だと思うよ。
それに、誰だってそういう生活習慣病なんてなる可能性はあるでしょ?検査してなくてわからないだけの人なんてこの世に驚くほどいる。大丈夫。
これからのことを考えよう。糖尿病ってことは、多分こっちの(里帰り出産予定の)病院ももしかしたら無理じゃないかな、NICUのあるとこじゃないと。また先生から説明あるだろうし、ちゃんと説明聞いてね』

そう言ってくれて、随分落ち着いたし、
絶対に私を責めなかった姉の言葉にどれほど救われたかわかりません。
これ以上ないくらい私は後悔し自分を責めていたので、本当に嬉しかった。

姉は当時大学病院のNICUで副師長をしていました。
万が一低血糖で生まれた場合の赤ちゃんの状態はよくわかっていたと思いますし、色々な今後の状態は
今、【糖尿病】と言われてオロオロしている私なんかより、ずっとわかってたのだと思います。

仕事の都合をつけて、500キロも離れた私のところまで来てくれた。
ありがとう。
こよなく愛してくれている息子のめんどうに夫のご飯まで何から何まで(笑)
知らない土地でもおかまいなく私の車に乗り、毎日息子とお見舞いに来てくれました。

ありがとう。
おねーちゃん。
あの時の決して責めなかった言葉に救われたこと、忘れない。
いつも、ナメてかかってごめんね(笑)
やっぱり、看護師さんだ。。。(笑)