現役アナリストのCFA(米国証券アナリスト)受験ブログ

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現役の証券アナリストによる雑談ブログ。

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ブログを始めて約1年が経ちました。年後半はほとんど更新してなかったですが…()。今回は勉強仲間に関してです。CFAに限らず、一般論的な考えになります。

 

資格試験の勉強は一緒に勉強できる友人・仲間がいると心強いです。私もLevel 2, Level 3は一緒に勉強する仲間がいて、すごく助けられました。自分にとって、勉強仲間は欠かせない存在だったと思います。CFA協会が開催するキックオフ・ミーティングや各種勉強会などを活用して、ぜひ勉強仲間を作ることをおススメします。

 

ただし、勉強仲間を作ることは目的ではなく、手段です。後述するように、勉強する意欲にプラスの影響を与えないならば、一人で孤独に勉強する方を選びましょう。

 

勉強仲間を作る上では、自分が苦手な科目を得意とする人など、相互補完ができる関係が良いですが、それ以上に勉強のモチベーションを上げてくれるような人が望ましいと考えています。勉強仲間には意識の高い人を選びましょう。正確には意識が高くても行動力が伴っていなければ意味がないので、合格に向けた行動力に優れる仲間を作りましょう。

 

あくまで私見ですが、「決められたスケジュールを確実にこなす」仲間が望ましいです。仕事しながら、計画通りに物事を進めることは簡単ではありませんが、仕事などを言い訳にして、ずるずると計画から遅れてはいけません。「決められたスケジュールを確実にこなす」ためには、強い意志力と徹底した時間管理が必要になります。

 

例えば、言い訳をしない、遅刻をしない、適当な理解で終わらせない(特に数学的要素が絡む問題)など。1週間後の計画を達成できない人間は、1ヶ月後には当初計画を大きく下振れており、3ヶ月後には取り返しがつかない状態になり、結果として当初計画を下方修正せざるを得なくなります。

 

もし、周囲に「決められたスケジュールを確実にこなす」仲間がいないならば、それは自分の意識・行動力が低いことが背景にあるかもしれません。類は友を呼びます。自分のレベルと同水準の人たちしか周囲にいないのです。その場合、意識を変えて、行動を変えましょう。志が変わると、今までの仲間とは合わない部分が多くなると思いますが、それで良いのです。

 

無理して低い意識の仲間と勉強するよりも、高い意識を持って一人で勉強する方が合格する確率は上がると思います。薄情に思えるかもしれませんが、意識や行動力のレベルが異なる人同士で勉強することは有益ではありません。手段と目的を混同してはいけません。居心地が良い仲間ではなく、尊敬できる仲間を作って、自分の行動力を高めましょう。