大好きな作家さん、川上弘美さんの『どこから行っても遠い町』を読んだ。川上さんのはだいたい読んでるんですが、この本はもうだいぶん前に出ていた本で、最近読んでないことに気づきf(^_^)
川上さんの小説は登場人物たちのなにげない会話の中に社会の本質や世界の真理をつく言葉を軽く挟みこんでくるのでドキッとする。そこが好き☆
「会社で一番嫌いなのってなんだと思う?」
「お局さま?安月給?」
「ううん。疑いを持たないひとたち。」
世界に対して疑いを持たないで、どんどん行っちゃうひとたち。とか。
「好きな人が死ぬと、すこし、自分も死ぬのよ」とか
「男なんかと一緒にいて、女が幸せになるものなのかしらと思ってさ」なんて言ってくるお姑さんが出てきたり
つまんない常識やくそったれな偏見をふわりと飛び越える感じ。普通なのになんだか違う人が出てくる所がいい。
平易な文章なのに深い。この本も面白かったなぁ(^-^)川上さんやっぱりすごい☆
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