フュージョンのサックスプレーヤー、David Sanbornのライブに行って来ました。場所は、またもやBlue Note。12月8日から、今度は東京のBlue Noteで公演予定。

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I don’t take it granted that you have shown up today(今日、皆が来てくれたのを、当たり前とは思っていない)みたいな挨拶からスタート。ともすると音楽を演奏する側は、こちらの方が偉いのだ、、みたいな空気の方もいる中、ほっとするような暖かい雰囲気が流れました。

この人は小児麻痺のリハビリでサックスを始めて、その後は旅回りのブルースバンド、そんな苦労があったからなのか、優しい雰囲気で、メローな音色の彼の音楽も、ああこの人だから、と思えた瞬間でした。

お客さんは、日本人と韓国人が普段より圧倒的に多かったですね。あと、女性も。スムーズジャズというのでしょうか、フュージョン、アジアの人に受けが良いような。宇多田ヒカルのアルバムにも参加したりしています。

自分を振り返ってみても、ビバップよりも、隠れてGrover Washington Jr.みたいな所があり、ワインや日本酒だけで無く、音楽も少しお子様テイストの甘口が好きなんだ、と最近良く感じます(笑)


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音楽の話はさておいて、David Sanborn、1945年生まれだそうです。信じられますか。格好よすぎ。JAZZをやる人は何故みんな年とっても格好良いんでしょう。意地でもピアノ続けてJAZZ Pianistを目指すしかないですね(笑)

それでは最後にSaks5thのライトショーでお別れです。Happy Thanksgiving!


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最後の最後におまけ。大好きなB3とレスリースピーカー。この生音が聞けるだけで、幸せです。


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Notes:
メンバー(ツアーメンバーはレコーディングとちょっと違う、Gaddもう一度聞きたかったなあ。でもメンバーの息はぴったりです。)
David Sanborn, sax
Nicky Moroch, guitar
Richard Patterson, bass
Kendrick Scott, drums
Deron Johnson, keyboards
演奏
As we speak, Soul Serenade, Dream, Lotus Blossom他