皆さま、こんにちわ☆

 

今日はすっかり夏日ですねっA=´、`=)ゞ

寒いのはイヤだけど、いきなり暑いってのもどうかと思いますわよねダウン

さて、天候への愚痴を言っててもどーにもならないので、そろそろ本題へ…。

 

今日はね、映画ネタでいってみたいと思いまふ。

アカデミー賞外国語映画賞最有力と謳われている

「ナチュラルウーマン」の感想をば…。

 

この映画の主人公は、トランスジェンダーのマリーナ。

(身体は男性で本名はダニエル)

彼女は父親ほど歳の離れた恋人と幸せに暮らしていましたが、

ある日、恋人が病で急死したことからストーリーが始まるの。

恋人の死だけでも充分に辛いというのに、マリーナに次々と

困難な出来事が降りかかります。

恋人が病院へ行く際、誤って転倒して出来た痣からマリーナが

恋人に暴力を振るっていたのではないかと警察に事件性を疑われたり、

恋人の元妻と息子から恋人と暮らしていたアパートから追い出されたり…。

それらの根底にあるのは、マリーナが本当の?女性ではないという偏見と差別。

恋人の元妻から、「目の前にいるあなたは不自然としか言いようがない、

まるで怪物(キマイラ)を見ているようだ。」と言われても静かに

「そう思われるのは、仕方がない。自然なことです。」と答えるマリーナ

だったけれど、恋人の通夜と葬儀への出席を禁じられた時はさすがに反発します。

「お別れを言う権利は、私にだってある!!」

 

 

恋人の急死から、差別による妨害、迫害を受けながらもマリーナが

恋人の前でお別れを告げるまでが、この映画のストーリーでした。

 

困難な状況におかれようとも、自分の信念をもって耐え抜き、前進していく

姿を描いた作品…というところでしょうか。

 

ただアタクシは、この映画からそんな判りやすいポジティブ思考を

感じられなかったんだわにょ~。

アタクシが感じたのは、自分にとって大切な人を失うことの恐怖。

もう、ホントこれにつきます。


こんな辛くて苦しい時こそ、そばで支えていてほしいと願う。

だけど、この苦しさの源は、そばで支えてくれていた人を失ったことだと

思い出す。

さて、この苦しみをどうやって耐えたら良いのかしら?

 

と、映画を見ながら漠然とした恐怖、悲しみを感じてしまいました。

 

 

だけど誰でも、いつかはお別れがやってくる。

だから、お別れがくるまでは、せめて一緒にいる時はもっと大事にしてあげよう。

映画館を出る頃には、ダンナに対する気持ちを改めさせられたアタクシなのでした。

 


ダンナが、かまってちゃんでメンドクサイ!! ← アタクシんとこ(´□`。)

彼氏が細かくてウザイビックリマーク

と、日ごろ感じている人にはぜひ、観て頂きたい作品でございます。

きっと、もう少しだけ優しくしてあげられるようになるかもしれません。

これは監督の意図とは遥かに違うかもしれないけど…汗

 


最後に…。

マリーナを演じたダニエラ・ヴェガは、トランスジェンダー歌手だそうです。

(次回作では、ストレートの女性を演じているそうですよ。)

 

 

アタクシはスクリーンで彼女の後姿が映し出される度に、

「いくら綺麗なオカマでも背中でオトコってバレちゃうのよ。」

というカルーセル・マキさんの言葉を思い出しちゃいました。

うん。ダニエラさん、そのとーりだわ。

スッピンっぽく映っていると、なかなか中性的なハンサムドキドキ

 

 

子供の頃からオペラ歌手として才能を認められたといわれるとおり

歌声はホント、素晴らしいですドキドキ

 


…と、そろそろ夕飯(晩酌)の買い物に行ってきたいと思いまふ。

皆さま、ここらでお開きに致しますわね。

 

今日も最後までお付き合いくださってありがとうございましたドキドキ

次回もどうぞ遊びにいらしてくださいね~ラブラブ