ブログもたちあげたし、早速腐ネタ仕入れなくちゃ~
と、ヘロヘロと本屋に行ってまいりました。
BL本ばかりを集めているだろうと思われるコーナーに立って吟味開始。
だけど、困りました…BLコーナーを前に、何を買って良いか判らないんです
アタクシ日頃、海外ミステリ(ホラー)小説、海外ドラマ、映画なんかから
腐滋養を吸い取っているものですから、もひとつマンガに詳しくないんですね~。
(勿論、好きな作家さんはいますけどねっ。)
加えてアタクシ、腐といえどもBLっていう響きには少し抵抗を感じるんですよ。
だってBLって、ボーイズ・ラブの略なんでございますでしょ?
ボーイズ、少年ってのにはあんまし魅力感じないんだものなぁ・・・
だって、女の子みたいなきゃわいい男の子がアンアンニャ~ニャ~
言ってるぐらいじゃ、正直まったく面白くないの!
ウラ若き腐女子なら、それだけでも愉しめるかもしれないけど、
アタクシのような腐婆ともなるとね、そりゃあ好みもゼイタクになるってもんですよ。
かといって、きゃわいいだけの男の子には興味ないといっても、
リアリティ重視のマッチョ系同志でウホホなんてのは、ムリ。
だって婆とはいえど、そこは腐なんだからやっぱりキレイな男じゃないと嬉しくないのよ。
青年同志、タチは勿論ネコもちゃんと男性らしく、ただしそこに美があることが腐として重要
と、そんな好みにうるさい腐婆ゆえ、チミチミと表紙を確認しながら時間をかけてBL本を2冊買いました。
1冊目はコレ。
大竹直子 著 「白の無言」
この本はすごく良かったです。
ニ・二六事件を背景にした陸軍士官学校(出身)エリート同志モノ。
この作家さんって、すごく絵が上手いんですね~
黒髪短髪、メガネの青年が凛とした美しさでもって描かれていました。
まさにアタクシ好みのお美しい青年同志でした。
だけどイク時に「大日本帝国万歳!」ってセリフ・・・。
これって・・・ギャグ? いえいえ、このセリフ、非常に重要なんです。
このセリフを吐くシーンが問題なのかというとそうでもなく、やっぱり
イク時(無心、本能のままの状態)だからこそ重要だった気もするし・・・。
この本は短編集で、他には平敦盛と源義経の悲恋モノも収録されていました。
その敦盛と義経のお話って、なんとなく正統派BL!って感じでしたが、抵抗なく愉しめました。
この作家さんの別の本もぜひ読んでみたいと思います~。
2冊目はコレ。
えすとえむ 著 equus
チミチミと必要以上に念入りに1冊目を選んだ為に、そこで婆の集中力に限界がきましたの。
その為、こっちは帯にある「このBLがやばい!第6位」ってのを見て、単純に選んじまいました。
(て、こんな書き方したら作家さんに失礼ですね)
しかし、読んでみて・・・( ゚ ▽ ゚ ;)
そりゃぁ確かにやばいかも?!(汗)
だって、馬なんですもん。
アナタ、ウマなみね~、というのとかじゃなくて。
見事に短編収録作品すべて人馬(人の上半身に馬の下半身)が登場しています。
人馬とヒト、人馬と人馬とヒトとか・・・こんな絡みあり?
帯にあるケンタウロスってそういうことだったのか、と納得。
しかし、読み続けながらもず~っと疑問が・・・
え~と・・・貴方、どうやってエッチなさるの?その下半身で?
アタクシ的には、そこんとこスゴイ重要なんですけどっ・・・?!
とうとう、読み終わってみても
良いとか悪いとかいうんでもなく、ただ・・・「発想の自由よね」という印象です。
BLって響きに抵抗ありましたが、別にボーイズに限定したものではなく、実は幅広いっていうか
本当に奥深いものなんですね~(・・。)ゞ
いや、誠に婆は感服いたしましたでござりまするよ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*: