そこへ さらに ぽーちゃん、が蓋の上でくつろぐから、更に長風呂。
彼女にとって、「お風呂」は特別な日課の様で のんびり晩酌なんかしてると、「先 はいってるわよ」
と ばかりに 軽々とドアをあけて スタンバイされてしまう。
以前この場所は 永吉の特等席だったけれど、そのうち ぽーがやってくる様になると 永吉は引退?してしまった。
ぽーちゃんがくる 数か月前に 亡くなってしまった弟猫は女の子の様な性格のかわいいいじられキャラで、
怒られると鼻先と耳を真っ赤にして いじけ、永吉を挟んで 私達夫婦がいる、なんて光景を目にすると 一目散に 走ってきて間に割り込む嫉妬深い子だった。
けれど、水=お風呂がとても苦手で、私の入浴中、永吉が蓋の上でうたた寝したるのを そ~っと 覗きにきては 悔しそうに鳴いていた。
だから やっぱり思ってしまう。ぽーちゃんは あの子が 女の子になって、水恐怖症だけ克服して生まれ変わらせて!と神様にお願いして、大急ぎで 戻ってきたんじゃないかな、と。
そう 考えると そりゃ、お風呂は特別外せない日課なわけだ。
でも 最近ではそれも少し変わって 彼女が子供の様に可愛がってる、諭吉、からの容赦ない鬼ごっこ、
(「姉やん、すきだぁ~」がぶり、ダッシュ、と呼んでいる)から つかの間 逃げて、一人の時間をのんびり楽しんでる様子。
そういや、諭吉が来た当初は唸って ず~っと怒ってたのに、今ではべったり、世話焼きお姉さんっぷりに
わがままなお姫様キャラだと 思ってた私達は驚いたけど、って 事は ほろ酔い風呂で しょっちゅう睡眠とっちゃう私を 見張ってるつもりも あるのかも・・・・
なんて。