ポワソン・ダブリル(Poisson d’Avril)ってご存知ですか?
Poisson=魚 Avril=4月 つまり「4月の魚」フランスでエイプリルフールに食べる魚を形どったフルーツパイだそうです。
グレーテルのかまどで知ったこのお菓子、かなり大きなパイで上にフルーツをたっぷりのっているのと、おどけたような目が特徴みたいです。(検索するととぼけたような表情のフルーツパイがたくさんみられます。)
前回の続き。デパ地下で欲しかったものを無事購入してブラっと見て回っていると、メゾンカイザーで鯛焼きサイズのポワソン・ダブリルを見つけました。これなら持ち帰ってティータイムにピッタリと購入。聞いてみたら毎年出ているそうです。
なんともカワイイでしょう。袋を開けた時ギョっとしました・笑
腹ビレからちょこっとはみ出しているのがラズベリークリームです。
丸いチョコレート2枚でこんな表情になるなんて不思議ですね。大きさは1人で食べるにはちょっと大きいかな?2人でちょうどいいです。3つに切って食べました。最初に見て楽しむものでしょうかね。買ってきた翌日にいただいたのですが、温めなくてもサクサクで美味しかったです!ラズベリーっていうのも酸味があるのでさっぱりしていて、これはこの形じゃなくても買いそう。
調べればレシピはたくさん出ているのですが、パイシートを使うにしても魚の形に切る(というか魚の型紙を作る)という時点で私はお手上げです!フランスのエイプリルフールはポワソン・ダブリルを食べるだけでなく、魚の絵を大人の背中にこっそり貼るというイタズラも許されるんだそうです。
フランスは1月のガレット・デ・ロワといい、季節限定のパイ菓子がたくさんありますね。我ながら節操ないと思いながら和洋問わず季節のお菓子を楽しんでいます。ポワソン・ダブリルを買う前には素敵な和菓子を購入。これは来週ご紹介いたします。
それにしてもグレーテルのかまどが再スタートしてうれしい♪(昨年度は再放送でしたから)今週4日の初回はイギリスにちなんだものでした。Eテレの食べ物番組は結構おもしろいですよ。サラメシも毎週録画です。4月は番組改編・曜日変更を確かめないと。
合わせる紅茶は、パイに負けないようなものがいいと思いました。うちでよく飲んでいるヌワラエリヤとかダージリンのような繊細なものではなく、ディンブラとかはたまたアッサムとか「紅茶です!」っていう感じのもの。ミルクティーにしても良さそうなしっかりめの紅茶がいいです。↑はティーバッグですが、スリランカ(おそらくディンブラ?)・インド(おそらくアッサム?)・ケニアのブレンドです。その名前は誰もがご存知かと思いますが、実はおもしろいトリビアと畏れ多い格式・歴史を持つことを最近知り、「紅茶ブランド」への興味を再燃させています。
ではこの紅茶についてはまた次回に。