考え事が止まない夜は
駐車場に寝転がって
ただきらめく星たちを眺めてた
手を伸ばしたら
あたしの手の中に
すっぽりと入った小さな輝き
遥か遠い昔の輝きが
今あたしの手の中にある奇跡
すぐ見つけられる明るい星
それに隠れてそれでも光り続けている星
明るい星に隠れて見えなくても光ることを止めないあの星は
不器用なあたしにそっくりね
誰にも見られていなくても
誰にも止める権利はない
ただ自分のために光っているの
太陽が現れればみな平等に見つけられないの
だから何も臆する事はない
どんなに小さな光でも
同じ数だけ人は居て
その中の一人が気づいて
綺麗だと思ってくれるかもしれないもの
今はまだ見つかっていないだけ
そのたった一人を見つけるまで
あたしは待っているだけよ
それだけなの・・・