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ぬくぬくと雅俗自在な日々

目指すは日本発の唯一無二のエンターテインメント作品を世界中に。
その夢が叶うまで続けていきたいなと考えておりますが、どうなることやら…。

今宵は、ちょいと趣向を変えて

映画やドラマなどの主要な出演者に代わって、
別のアクターさん、
スタントマンさん、
ダンサーさんなどが
その替え玉となって、
あたかもその出演者が
演じているかの如く演技をする

”ボディダブル”

のお話をさせていただきます。

それもワテクシの十八番、
CG という魔法を駆使した

”CGボディダブル”

のお話です。

まずは皆様もご存知、
演劇ミュージカル映画の不朽の名作、

カチンコ『雨に唄えば』 より
雨に唄えば

かの名場面からと思いきや…目

カチンコSingin in the rain VW
)

http://vimeo.com/7775155

主演の故ジーン・ケリーが
映画とは全く違う
ブレイクダンスで宙を舞います!


ワぉッ!!

これは、2005年の英、
ヴォルクス・ワーゲン社の
Golf のCM映像です。
曲は Mint Royale で
音譜SINGING IN THERAIN。

ダンサーさんの顔の部分に
ジーン・ケリーの顔を合成して、
あたかも本人が踊っているかのように
見せかけたCGボディダブルの
代表的な映像となります。

ダンサーさんは
Dave Elsewhere 氏という方で
2001年に登場するやいなや、

そのオリジナリティに溢れる
パフォーマンスが口コミで拡がって
世界各国のCM業界から
引っ張りダコとなりました。

カチンコDave Elsewhere氏 の超絶ダンスまとめ↓↓↓


日本の映像業界も
こんな面白いアイディアを
ほって置くわけがない。。。

次にご紹介する
あの 木村拓哉 さんが主演をつとめた
”GATSBY ”の有名CMも

このVWのCMと同様の
合成手法が用いられています。



で、ダンスパフォーマンスも
同様にDave Elsewhere 氏になります。

顔は木村拓哉 さん
ダンスは Dave Elsewhere。

ただし、0:21~カットが変わった
バストアップのショットからは、
木村さん本人が踊られているもの
と思われます。


しかしながら日本ではこの合成技法を
このCMが公開される5年前の2000年に
既にエンターテインメントの世界に
落とし込んでおりました。


それは日本を代表する
超絶メジャーロックバンド、
LArc en Ciel さんの名曲、
”Stay Away” のPVからです。

映画LArc en Ciel 「Stay Away」 PV
)

3:30~
の最後のメンバーによるダンスシーンは
首から下はプロのダンサーさんの
ダンスをCG合成した映像になります。

目 目 目

懐かしいし、今見てもすげえ!

14年前ですよ、これが!
当時はマジで騙されました。


ハリウッドでもこの顔とボディとの合成技術を
放っておくわけがありません。

具体例は、2002年公開の
カチンコ『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』から
sw2

惡の権化、
元ジェダイのドゥークー伯爵
とヨーダ、アナキン、オビワン
との対決ライトセーバーバトル↓↓↓

)

ドゥークー伯爵を演じる撮影当時78歳の
怪優クリストファー・リー氏が
こんなに立ち廻られる訳がありません。

カットによっては、
顔はクリストファー・リー氏
ボディはスタントマンによる
アクションの合成映像になります。

目 目 目

う~む、使いどころが巧い。

そこから約6年後の
2008年全米公開作品、

ブラット・ピット主演の
カチンコ『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』では、
BJMB

さらにその合成技術が進歩し、
様々な体型の役者さんと
ブラピの老若の変化をともなった
顔との合成に
違和感なく成功しております。

その驚異のメイキング映像↓↓↓

カチンコThe Curious Case of Benjamin Button
)

目 目 目

いや~、、、
顔とボディの演技の
マッチングが実に素晴らしいですね。


最近ですと、
オアシズ の大久保さんと
バナナマン の日村さん出演の
イオン「トップバリュ インナー」CM
が記憶に新しいですね。

)

何を今更!!
って感じなのですが、
見ていてハッとするほど
よく仕上がっています。
素晴らしいです。

まだまだ進化する余地があり、
今後も僕らを楽しませてくれるでしょう。

いや、僕の立場からは
楽しんでいただきます!
ドキドキ



■■■今宵のおまけ■■■

歌って踊れて、そして
演技も超一流のオスカー俳優、
クリストファー・ウォーケン 氏
出演の僕も大好きな 
Fatboy Slim のPV,

映画Fatboy Slim - Weapon Of Choice [Official Video]
)

これはCG合成ではなく、
ほとんどのダンスを本人が担当。

ただし、
1:39~1:41
の連続バク転のカットを
プロのパフォーマーさん、

2:53~2:55
の階下への飛込みから
ワイヤーで吊られ始めのカットは
スタントマンさんが
それぞれ、ボディダブルとして
演じております。

映画『フラッシュダンス』や
映画『ブラックスワン』
のダンスシーンもこのようにカット別で
ボディダブルの別の役者さんで
構成されております。


そういえば、
現場でご一緒になる
女性スタントウーマンさんが
知り合いでいらっしゃるのですが、

ボディダブルを担当する
本物の女優さんと同じ体型を
維持しないとオファーを受けられなくなるので、
日々、ダイエットに力を入れられております。

プロの世界はどこも厳しいな。。。

と感じる今日この頃なのであります。

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