SOL of SOuL -7ページ目
ゴミ棄て用の穴の底
ゴミみたいな僕がいる
上を見上げる
気付けば段々と
空が小さくなっている
初めの頃はまだ
なんとか這い上がれる高さだった
今じゃもう そんなの夢のまた夢
ゴミ棄て用の穴の底
横になってる僕がいる
上を見上げる
気付けばあの空は
空と呼べなくなっている
初めの頃はただ
穴があったら入りたかっただけだった
今じゃもう堕落で 底のまた底
僕はどこまで墜ちるのだろう
ずっと底にいるから分からないが
これはいつまで続くのだろう
きっと ここで死ぬまで続くんだろう
ゴミ棄て用の穴の底
出たがっている僕がいる
汗が吹き出る
気付けば段々と
ここは熱くなっている
初めの頃はもう
とにかく寒くて仕方なかったのにな…
これはもう病気で 泣きっ面に蜂
僕はどこまで墜ちるのだろう
上か下かどうなのかも分からないが
穴はどこまで深まるんだろう
きっと ここで死ぬまで続くんだろう
いつまで経っても土に還らないゴミ
どこまで行っても死なない僕
あぁ…
そうか
“僕は ゴミじゃない”
“僕は 生きている”
何故か 土から這い出ていた
ここは そうか…
あそこと反対の場所だ
運命のせいにしよう
病気だってことにしよう
僕は悪くないってことにしよう
トラウマのせい
恐怖のせい
不安のせいだ
才能もセンスもある
やればできる
本気出せばなんでもできる
そういうことにしておこう
まだ間に合う
取り返しはつく
諦めちゃいけない
…ってことにしよう
納得していないけど
これでいいってことにしよう
腹八分目にしておこう
60点でも合格だ
次の機会にとっておこう
顔のせいにしておこう
親のせいにしておこう
神様のせいにしておこう
これでも幸せで
未来は無限で
希望は傍にあって
明けない夜はなくて
止まない雨もない
そういうことにしておこう
生きてるってことにしよう
生まれて良かったってことにしよう
意味はあったってことにしよう
居ても良かったってことにしよう
そうしておこう…
そうやってできた自分は
どこか歪で 醜かった
ゴミ箱の町
第1級隔離
要らない人間達
リーダーに芽生えた感情が 全ての始まりだった―
『 ゴミ山の猿 』
使用禁止兵器
生まれた反乱軍
リーダーが言った言葉が 全ての始まりだった
『 外の世界へ
怒りと憎しみと存在提示を世界へ
元凶をゴミと呼び
僕らは人間だ 』

