iPad 2に行列 25カ国で発売
オーストラリアとニュージーランドではiPad 2を購入するために数百人が列を作った。一方では、地震の影響による部品不足も懸念されている。(ロイター)
iPad 2が各国で発売される3月25日、オーストラリアとニュージーランドではAppleストアの外に数百人が列を作った。同製品は米国では飛ぶように売れており、Appleは需要を満たすのに苦労している。
アナリストは、iPad 2は米国で発売されてから最初の週末の間に100万台売れたと予測しているが、多くの関係者は、日本の地震と津波が供給不足にどう影響するか不透明だと注意を促している。
Appleは25日にフランス、英国、カナダ、デンマーク、ドイツ、イタリア、メキシコ、オランダ、スペインなど25の地域でiPad 2を発売する。
同製品は初代モデルよりも薄くて動作が速く、テレビ電話用に2台のカメラを搭載する。米国では3月11日に発売された。だが、入手困難なことに不満をあらわにする購入希望者もおり、Appleが需要を見誤ったのではないかとの憶測も流れている。
「iPadのためでなかったら、今オーストラリアにはいない」とカナダからのバックパッカー、アレックス・リーさんは話す。彼はシドニーのビジネス街の中心にあるAppleストアの前で先頭に並んでいた。iPad 2発売に合わせて、旅程を変更してシンガポールから来たという。
「習慣のようなものだ。iPhoneが発売されたときもロンドンのリージェントストリートで並んだ」とリーさんは付け加えた。彼は毛布と折りたたみのいすを用意して、2晩待った。
シドニーでは青いシャツを着たAppleのスタッフが、並んでいる人にサンドイッチを配った。行列している人の中には、毛布にくるまって一晩眠り、朝日の光に起こされた人もいた。
iPad 2はニュージーランドではグリニッジ標準時で4時、オーストラリアの東岸では6時に、ほかの地域より一足先に発売される。
オーストラリアでの小売価格は579豪ドル(568米ドル)から。米国では499ドルからとなっている。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは22日の声明文で、「米国ではiPad 2に驚くほどの需要がある」と述べ、「皆が我慢してくれていることに感謝する。十分な台数を用意できるようがんばっている」と付け加えている。
Appleのオーストラリア支社の広報担当フィオナ・マーティン氏は、需要に見合うだけの十分な在庫があるかどうかについてはコメントを控えた。
「憶測にはコメントしない。iPad 2は潤沢にあり、並んでいる人全員に行き渡る」と同氏。
ニュージーランドのウェリントンの主要な電気店の1つJB HiFiのアシスタントは、iPadに関する問い合わせがひっきりなしに来ると話す。
「iPad 2は見てもいないし、どのくらい入荷するかも分からないが、大きな需要があるのは確かだ」
iPad 2を買いたいと思っている学生のイアン・マクドナルドさん(22)は、初代モデルの購入は見送った。カメラがないし、バグが修正されてから買いたいと思っていたからだ。
「今度のバージョンはずっといいみたいだ。カメラもあるし、たくさんアプリがある点でほかのタブレットに勝っている」と彼は言う。
25日の発売に加えて、Appleは同製品を4月に香港、韓国、シンガポールなどで発売する。
日本の地震の影響は
アナリストは、2週間前に日本で起きた地震と津波の影響で、Appleが主要部品の不足に見舞われるのではないかと懸念している。
IT調査会社iSuppliによれば、バッテリーやフラッシュメモリなどiPad 2の主要部品のいくつかは日本で作られている。
Appleは日本でiPad 2の発売を延期した
が、部品不足とは無関係だとしている。
「第2四半期に、iPad 2とiPhone 4の需要を満たさなければならないというAppleへのプレッシャーは高まるだろう」とStifel Nicolausのアナリスト、ダグ・レイド氏は最近語っていた。「部品不足の程度を測るのは時期尚早だが、第2四半期のiPadとiPhoneの出荷予想にはリスクがある」
とはいえ、オンラインでiPad 2を注文した場合の待ち時間は、長くて6~7週間だったのが最近は3~4週間に短縮されている。部品不足が致命的なレベルに達していないという兆候だ。
iPad 2は競争激化にも直面している。Samsung ElectronicsとMotorolaはタブレットを投入しており、BlackBerryを手がけるResearch In Motion(RIM)、Hewlett-Packard(HP)は数カ月以内にタブレットをリリースする計画だ。
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