日本三銘菓ほひとつ、島根の松江風流堂『山川』 いただきました。
箱におさめている説明書には
茶人として名高い不昧公(1751-1818)の好んだ代表的な名菓を先代が復元しました。山川は<赤>と<白>が対になっております。
これは<赤>で紅葉の山を、<白>で川(水)を表したものといわれています。
「散るは浮き、散らぬは沈む紅葉(もみじば)の、影は高尾の山川の水」という歌にあるとおり、時期により赤白を上下にしたり、間にはさんだりして茶席に供したと伝えられています。
山川を口にふくんだ時、さっと溶け甘味が後を引かず、抹茶の風味を最高に引き出すところは、不昧公が好んだ程のことだと存じます。
これは<赤>で紅葉の山を、<白>で川(水)を表したものといわれています。
「散るは浮き、散らぬは沈む紅葉(もみじば)の、影は高尾の山川の水」という歌にあるとおり、時期により赤白を上下にしたり、間にはさんだりして茶席に供したと伝えられています。
山川を口にふくんだ時、さっと溶け甘味が後を引かず、抹茶の風味を最高に引き出すところは、不昧公が好んだ程のことだと存じます。
と書かれています。
箱を開けたら びっくりです。白とピンクの板が2枚。
なんて大胆、シンプルさ。
本物は 飾らない。
裏を見ると いいサイズに切れ目が入っていて 手でも割れます。
固そうに見えて 口に入れるとふんわり、柔らかく 甘さはおくゆかしくもあり 徐々に溶けていく。 脳に至福の喜びが体にやさしく染み渡る。首や肩の力が ほっと、下りていくような感じです。
お味は 洗練していて上品ですが 子供の時に味わった雛あられや綿菓子のよう。子供の頃の思い出してくれるお菓子です。
日本人として生まれてよかったなぁ~~~~って しみじみ感じるお菓子です。
とてもとても おいしいのです。
あとちょっと、ちょっとと言って 半分食べてしまいました。笑 後引くなぁ~
うちのだんなさん、気がついたら このお菓子で細工をいろいろしていました。 四角とかいろんな形に切って 組み合わせや配置を楽しんでいました。
こんなことする人がいるんだと感心しましたね~
ちなみに気になる 三銘菓のあとふたつ。
地域によっても 多少違うようですが
金沢森八の長生殿と 新潟長岡の越乃雪。松岡松屋菓子舗の鶏卵素麺とも。
昔からの和菓子は 高級和三盆糖を使います。
それは 阿波の国徳島、香川周辺が特産です。
他の銘菓も食べてみたくなりました。
3、400年続いている銘菓でお茶のひととき。
秋の夜長に 日本の文化に触れてみるのもいいですね~。
ここ岡山の津山にも 城下町だけに おいしい銘菓があります。また紹介しますね。