2部の最初はネクサスメンバーのみで

ヴィヴァルディの

弦楽のためのコンチェルトRV.121と

映画タイタニックメドレーから始まりました。


ヴィヴァルディやコレッリの弦楽合奏曲は

本当に素敵な曲が多くて大好きなのですが

今年選んだRV.121も難しかった...。

(1楽章ド派手に外したのは私です)

特に3楽章は速いし音域も高いし

低音域も臨時記号が多くてみんな苦労しましたが

本当によく頑張ったと思います。


タイタニックメドレーは

師匠も私も各自ひとパートを受け持つ形だったので

師匠がいらっしゃらないと全貌が分からないという

なんとも危険な編成なのに加え

演奏会が迫っているのに最後まで

なかなか通らなかったし

数小節弾いただけで何回もダメ出ししなきゃならない

くらいだったので、よくここまでになったなぁと

感慨深いです。


そしていよいよ

お弟子さんたちも加わっての合同演奏。


この時点で師匠だけが

ヘンデルのアラ・ホーンパイプを

弾くつもりでいます。

一体師匠はどんな顔するのだろうと

待ちきれずに最初から見ちゃいました。

メンバーが立ち上がって

「明後日は藤村先生のお誕生日です!

皆さん手拍子お願いします!」と

叫んでるところ。 

ここでようやく師匠もサプライズに気付き...。




「え??!!」となりながらも

瞬時に私の手を見てポジション真似して

何かを弾こうと手を動かし続けるのは

さすが!!  


サプライズの内容を考えていた時

急にHappy Birthdayの曲を弾き出しても

お客さんが戸惑うかもしれないということで

最初はこの男性メンバーが

昔コーラスやっていたこともあって

リードして歌おうということに

していたのですが


音域が高すぎることと

それに注目が集まってもね...ということになり

皆さんに手拍子を促すことにしたのでした。


本当はここまでお客さんは

師匠の誕生日がこの2日後ということを

知らない前提で進めていたのに

1部の時のMCでなんと

5月7日は僕の誕生日ですって

師匠自らネタバレしちゃってたんですよね...。

 

それを私たちはこの時点で知らなかったから

この後のネタバラシでも

途中で合流したのは師匠のお弟子さん達と

いうことも赤いネクタイは今朝サプライズで

みんなでプレゼントしたんですってことも

お客さん達は知らないと思って説明してたのに

実はみんなすでに知っていたいたという...。


でもお客様たちも

とってもあったかくて優しくて

みんなで手拍子して一緒にお祝いしてくれて

私たちも嬉しかったです。

ホールの中がとってもHappyな空間に

なりました。


しかし師匠の感想が...。

(母親に叩かれても泣かなかった

子供だったとかガーン泣いてもよかったのに)

せっかく人がちょっといいこと言って

終わろうと思ったのに

「曲順間違えてまた怒られるかと思った」

で締めた師匠。

でも

このような形で師匠の還暦を

お祝いすることができて

私たちは本当に幸せです。


ネクサスメンバーだけではなく

東京や長野から駆けつけて来てくださった

お弟子さん達と最後まで師匠にバレないようにと

協力し合ったことも楽しかったし


初めましての関係なのに

サプライズというミッションに挑戦する

目的があったためか

すんなりと打ち解けられた気もします。


ネクサスの演奏会の度に

何かしら「やらかす」師匠ですが

みんな師匠の奏でるチェロの音色や

溢れ出る音楽、そしてそのツッコミどころ

満載の面白くて素敵なお人柄が大好きで


こうやって一緒に演奏してくださることにも

感謝ですし、これからもずっとお元気で

楽しいご指導して頂きたいと願ってます。


続く

(あとちょっとで終わる予定)