『セロテープアート作品解説 第5話』のつづきで~す!!
ここからご覧の方はお手数ですが、第2話からお読み下さいませσ(^_^;)


2002年の個展で起きた事件話もこれでおそらく最後になりますが、その後心の傷が大分回復し、翌年2003年に同じ銀座の画廊で個展を開催した際に発表した作品を、後2点ご紹介致します!!

まずはこちら↓↓↓

$セロテープアート キッズ-2011-1023-7


この作品は55×70×180cmという大作ですが、この当時はまだ現在のようにスポンサー企業様との関係が築けていなかったので、芯には新聞紙を使っています。(テープ人間も同様)

※一応誤解のないように記載しておきますが、現在の「セロテープアート オリジナル」と言っている作品は芯から全てセロテープのみで制作してます!!

どうですか?クロワッサンみたいでしょう~(笑)

そして次はこちら↓↓↓

$セロテープアート キッズ-2011-1023-6

これが始めて芯から全部セロテープのみで作って発表した記念すべき「セロテープアート オリジナル 第1号作」です!!当時はこの作品くらいのサイズが限界だったのですが、それでも50×20×20cmというサイズなのですよ!!まぁまぁのサイズ感です!!

2002年の個展でTさんにキツく怒鳴り散らされ、そのリベンジ方法はどうしたら良いかと考えた結果、「そうだ!芯から全部セロテープだけで作って驚かせてやろう!!」って思ったんです。僕ってやっぱり結構単純な性格なのかもしれない・・・。

それとこれらの作品と一緒に今来年の兵庫の個展に出展する予定で展示設営方法の問題で悩んでいる約9mの「巻芯アート作品」も制作し、個展終了後には過労でブッ倒れてそのまま病院に運ばれる結果となってしまいました。↓↓↓

$セロテープアート キッズ-2011-1023-8

本当に全力でがんばって1年間走り続けてたんだよね。(今の方が更にキツいけど・・・。)

この2003年の個展の際に実はTさんと一緒にたまたま2002年の「事件現場」に遭遇してしまったSさんが個展を見に来て下さり再会させて頂いたのですが、その時にSさんが、「あの時僕は完全に君は潰れたなって思ったよ。でもこうしてまたセロテープアートの瀬畑です、よろしくお願いします!!ってDMが届いた時、今時珍しくなんて根性のある子なんだ!って思ったから、今日こうして君に会いに来たんだよ!」って言ってくれたのです。もう、思い出すだけで涙が溢れ出て来そうです(涙)

実はこれが僕にとってまた大きな「運命の出会い」だったのですが、このSさんという方はその当時でも大分お年を召されていたのですが、実は美術界で「陰の大物」といわれる程、とても大きな功績を残されているスゴい方だったのです!!
この再会からその後現在までずっと僕の個展やグループ展の際にお越し下さっているのは勿論の事、2008年に僕が始めて『練馬区立美術館』という公立美術館で回顧展を開催させて頂いた際には、この時のエピソードを交え僕との出会い話を作品集第一集の中に記録として残して下さったのです!!

辛い事、悲しい事、悔しい事等々、泣きたくなる程いろいろな事がありましたが、こういう「運命の出会い」もあるから、やっぱり人生って素敵で面白い!!のですよね!!


大変長~い超超ロングエピソードになってしまいましたが、ここまで語るのは多分そうそう無い事なので、どうか皆さまの心の「永久保存版」としてそっと胸の内に納めてやって下さいませ。っと言うより本に書けってか!?

でもこれで今後僕の作品を見て頂く時だけでなく、いろいろな方の作品を見て頂く上で「作品を見る」という事への理解をより深めて頂くきっかけになったのではないでしょうか!?
人それぞれに人生があるのと同様に、各々の作品にも生まれて来た意味やエピソードがあるものなのですビックリマーク
だからアートって面白い!!訳ですよ。


アーティストの方々ももっとこういう制作秘話的な話をどんどん鑑賞者に語るべきなのですよねビックリマーク
ただ作品だけ並べて「解る人だけ解れば良い」と言う方が大勢いらっしゃいますが、それでは何の為に発表するの!?って事になってしまいますから・・・。
人と人とはお互いに理解し合おうとする努力が大事ですよね(-^□^-)

今日は怒濤のように続けてブログをアップしてしまいましたので、この後は大人しく静かに制作に没頭しますねσ(^_^;) どうもお騒がせしました・・・。

皆さまも大変長い超超ロングエピソードに最後までお付き合い頂き、大変お疲れになられたと思いますが、どうか懲りずにこれからもこんなに暑苦しい程ホットメラメラで人間臭~い
セロテープマンを温かく、力強く応援してやって下さいませニコニコ
今後ともよろしくお願い致しま~す!!


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【関連記事】
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セロテープアート作品解説 第3話
セロテープアート作品解説 第4話
セロテープアート作品解説 第5話


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