娘の学年担当の音楽のK先生で、この学校で定年を迎えるそうです。
とにかくアクの強い先生で、
授業には必ず体操服で出席。
班ノートという名のちくりノートの提出を強制。
(K先生のクラスの子はデスノートと呼んでいた)
正座の強要。
暴言もすごく、噂によると前任校では保護者が教育委員会に訴えたとか。
吹奏楽部の子たちは先生のしもべ扱いで、とにかく音楽の授業ではパシらされる。
娘も散々K先生にパシらされました…。
でも、3年の春、夫がくも膜下出血で倒れた時、一番心配してくれたのはK先生でした。
メンタル面をとにかく心配してくれて、
(相変わらずパシらされてましたが)
クラス担任でもないのに、放課後に呼び出されて、「気になることは全部聞きなさい。私が答えられることは答えるし、わからないことはきっちり調べてくる。お前が心配してることは全部解消してやる。とにかく全部話しなさい」と言ってくれたそうです。
娘はとにかくその時は高校進学していいのか?ということを心配していて、私には言わなかったけど、就職も考えていた模様。
けど、K先生に中卒の就職の現状や、進学に補助金が出ること、しっかり成績を上げていけば特待生もあることなど、娘の受験勉強をメンタル面で支えてくれました。
お陰であと1週間後ですが、公立高校の入試を迎えます。
本当に行きたい学校を見つけて、努力できたのは、先生が支えてくれたから。
その先生に今日、久しぶりに声をかけられて、少し話をしたそうです。
夫の今の話、復職できない可能性が高いと言われたこと。
それを聞いて先生が「誰か一人、お父さんが元に戻るって信じてやれ。病院の先生は色々と言うだ
ろうけど、死ぬ可能性が高いと言われたのに今生きているじゃないか。歩けないかもと言われたのに歩けるじゃないか。だから信じてやれ。絶対に元に戻るって信じてやれ」と言われたそうです。
あんなに嫌っていたK先生。
みんなで教育委員会に訴えようと言う話まで持ち上がったK先生。
もちろん今でも学年一恐れられている先生ですが…。
入学当初、こんな風に挨拶されました。
「大人に疑問を問いかけてくるこの時期を、反抗期という言葉に押し込めるのは大人の都合です。中学の3年間は親にとっては辛抱の時期であり、一番大切な時期になります。私はそんな中学生と関われるのが大好きです。」
あと10日で卒業です。