7.8月はスケール(音階練習)をメインにレッスンしています。
どんな風に役立つのか、実体験として感じていないと、なかなか辛い練習です。
20歳の頃、ウィーンのクロプピッチュ先生のもとへ夏休みを利用して行ってい
たことがありました。
コンチェルト、ソナタ、バッバ、、いろいろ用意して、久しぶりに会う先生に「曲をみてもらう」つもりで、ウィーンまでひとっ飛び。
最初のレッスンで「スケールをやろう」と言われ、以降40日間、目が覚めてから眠るまで、スケールだけをやりました。先生にそうしろと言われたので。
正直辛かったですよね。
ウィーンにまできて、くる日もくる日もスケール。しかも40日間しかいられないのに!ああ、曲が弾きたい!と常に思っていました。
しかし、帰国後すぐに気が付きました。
全てにおいて底上げされていました

それまでもスケールはやっていましたが、40日間真剣にスケールのみに取り組んだことによってこんなにも変わるんだ!と感動しました。
本当にあの40日間は貴重な日々だったんです

それ以来、暇があればスケール、半音階。
暇がなくてもスケール、半音階。
「私、こんなにも弾けなかったなんて…

」
「新しい曲に挑戦したいです

」
「スケール練習だと思うと、どうしても楽器ケースを開ける気持ちになれません

」
「スケールやっていると下手になった気持ちになります

」
最近後ろ向きな言葉が聞こえてきます。
大丈夫です。信じてください。
あと
「音階のレッスンだからいいや

」
と思わず、休まず来てくださいね

個人レッスンに通われてないアマチュアチェリストさんたちも、せめてスケールだけでも、きちんと先生についてマスターしておいた方が良いですよ
