みなさんこんにちは!臨床心理士の上遠文恵です。
最近私は色々な変化を体験中でして、みなさんのお役に立てそうな情報をどんどん発信していきたいと思っています。さて、今日は何について書こうかな?と考えると、あれも書きたい、これも書きたいと、頭の中でたくさんのトピックがぐるぐるしています(笑)
その中で、まずはこれについて書きたいな、と思うのがここ2年ほどトレーニングを受けているソマティックエクスペリエンシング®️(略してSE)という神経系からのストレスやトラウマ解放のための技法です。全体のトレーニングは3年間かかります。2年目の中級レベルが終わり、5月からは上級レベルのトレーニングが始まります。
「神経系からのストレスの解放」ってどんなことかと言いますと、私たちは強いストレスやショックな出来事に直面すると、その影響が「体」にも残ることがあります。SEは、そうした体に残る緊張や不安、過剰な警戒状態を、安全を感じながら少しずつ解いていく、優しく穏やかでいてとてもパワフルな心理療法です。思考に働きかけるのではなく、体の状態や感情の動きに意識をむけて、神経系の状態をシフトすることを目的としたワークをしていきます。
この技法のベースにはスティーブン・ポージェス博士という方が生み出したポリベーガル理論という、ここ10年ほど臨床心理の分野でもとても注目されている理論です。この理論がまた素晴らしく、トラウマ療法に革命を起こしたとさえ言われていますが、このことは別の記事でもう少し詳しく書こうと思っています。
SEを2年間学んできて、本当に色々な気づきがありました。そしてSEの技法を日々のカウンセリングに取り入れてから、身体に働きかけることの大切さ、身体や神経系の素晴らしさ、そこに働きかけることで起こる変容の素晴らしさに深く心を動かされています。それは思考に働きかけるだけでは得られることのできない変化なんですよね。もちろん、カウンセリングの現場だけでなく、自分の神経の状態の調整にもとても役立っています。ありがたい!
これから折りに触れ、みなさんの生活にも役立つ神経調整の仕方などもお伝えできたらと思っています。季節の変わり目で体も心もストレスを感じているかもしれません。4月からの新しい生活に向け、どうぞご自愛くださいね。お読みくださってありがとうございました。




