先日は簡単な投稿で済ませてごめんなさい。

もう、何から手をつけて良いのやら分からないので、お産までの詳細はインスタに任せます。


ご興味のある方はこちらをクリックして

読んでみてください。

cera20211121


さて。


もうすぐ産後3ヶ月になります。

産まれた赤ちゃんは、とりあえず

桃🍑と呼んでいます。(男です)


産まれた時から3844gとかなり大きく、

今や2ヶ月半で7kgを超えてしまいました…

腕がもげそうです。


2ヶ月までは、射乳性不快反射にも耐えて

何とか母乳とミルクの混合で育てましたが、

やはり私にはストレスすぎたことと

出る量も悪かったのでやめました。

今は完ミです。楽や〜😌


上の子も桃のいる生活に慣れてきて、

頑張って彼なりに兄貴してます。

時々甘えてくることもあるけど、

基本パパっ子なので大丈夫。


桃も大きいのですが、実は上の子もかなり

BIGなボクチャンで。

2歳なんだけど、身長はまもなく100cm、

体重は16kgと、見た目は小さめ4歳、

頭脳は2歳!最悪です。笑


桃の世話以外に、上の子を受け止める為にも

経膣分娩できたことは

本当に助かったと思います。

腹傷をかかえていては、

この2歳児は到底受け入れられない。

考えただけでもゾッとする。

私に馬乗りになってピョンピョンするのが

大好きな長男。。。帝王切開していたら、

ほんまに内臓出てくるかもしれません。


よく、経膣分娩も帝王切開も立派なお産だ

とか

どちらもしんどいことに変わりはない

とか言いますけど…


私は、経膣分娩はクソ楽やと思います。

帝王切開に比べたらほんと、屁みたいなもの。

(感じ方には個人差があると思います。)


よく義母に、


『私だってお股裂けて痛かったんだから!』


って謎の励ましなのかマウントなのか

よく分からん言葉を頂戴してましたが、

経験のない私にな当時何とも言えず。


けれど今回、ハッキリ言っておきました。


う◯こしても裂けるような場所が

裂けたとて大したことない。

うちの旦那でも時々切れ痔になってるけど

1ヶ月とか生活に困らないだろうよ。

こんなもんただの外傷でしかない。

ごちゃごちゃ言うに値しない。

帝王切開とは、腹膜も腹筋も内臓も

全部奥まで切ってんだよ。

軽々しく比べてほしくないし、

同じだよなんて言ってほしくないです。


『産みの苦しみは忘れてしまうから

また産みたくなるのよ』


うん、そうだね。

経膣分娩ならそれは納得する。

実際、こんな楽なら

100人産んでも大丈夫!!って

どっかの物置きのCMくらいの勢いで言える。


だって、痛いのは数時間だもの。

そりゃ忘れるわ。

帝王切開は産後、1ヶ月とか2ヶ月とか

すごく長いこと痛いからさ。

刷り込まれるよね(笑)

二度と産みたくないと思ってたよ。


自分がtolac成功して思うのは、

経膣分娩についてのアレコレよりも

より一層、帝王切開の大変さが

見に染みるだけでした。

そして、世間の難なく経膣分娩をした人たちが

到底分かり得ない苦しみなんだと

改めて理解しました。

それは、肉体的・精神的どちらも。


産み方で子どもへの愛情の深さは変わらない。

だけど、この子は私の子だという実感の強さは

雲泥の差です。


出産の苦労メーターでいうなら、

上の子を100とすると

下の子は10くらいです。


あくまでも私の主観ですが。


そして、産んでから言われて1番嫌だったこと。


そんな怖いことよくやったね!

とか、

私ならできないわー

とか、

そこまでして何で下から産みたかったの?笑


でした。


大変不愉快な言い方になりますが、

帝王切開でお産をした私の本音は

『生き物のメスとしての欠陥品』

だと自分のことを思っています。

これはもう、生き物としてものすごい劣等感。

自然界であれば、完全に死んでた

→負け組なのです。

子孫繁栄が生き物の最大の目的であれば、

完全に負け組。

そんな負け組のメスを掴んでしまった

主人もまた雄としてババひいたんだ。

どうしようもないクズだと思っていました。


どんな思考回路してんの?って言われるけど、

どう感じ、どう捉え、どう思うのかは

個人の自由なのでお許しください。

私が私に対してだけ思うことです。


でも、人間だったから、帝王切開があったから

助かった、ありがとうってのは

当然思ってますよ。それはベースです。

心から感謝しています。


私は、今回のtolacには、

この生き物として最大の劣等感を

拭い去りたいという気持ちをぶつけました。

慰められることにすら不愉快に思う

卑屈な自分を捨てたくて。


成功して思うこと。

生き物としての欠陥品という劣等感は

確実にかなり薄れました。


だけど、


そんな怖いことをする母親

そこまでして自分の劣等感を拭う母親

普通ならそんな選択しないのに

平気でそれ選んじゃうヤバい母親


っていう烙印は結局押されるみたい(笑)

(ちょっと卑屈すぎますかねw)


けど、やって良かったなと思ってます。

他人がどう思おうとも、

私はすごく納得したから。

tolacに縁のない人に

説明してもわからないだろうけど、

tolacするっていう決断は

生半可な気持ちでは出来ないことだから。


自分の命や赤ちゃんの命の安全と

経膣分娩したいという気持ちを

天秤にかけるんです。


そこに色々なメリットやデメリットが

どんどん乗っかってきて、

結局産まれるその時まで決着つきません。

自分のことを褒めることは

あまり好きではないのですが、

そのギリギリのところで最後まで

精神力を保って臨んだことは天晴です。


tolacとは、人生で一度きりの賭け事。

これを逃したら二度とトライ出来ないので。


tolacを推奨はしないです。

でも、やってみたいと思う気持ちを

否定する世の中は大嫌いです。

そして、tolacが選択肢として

もっと確立することも願います。


しかし何で日本人は

お産や母乳でゴチャゴチャ言うんやろか?

という謎だけは残ってます。

日本人は苦労自慢が好きなんだろうね。

自分が苦しんだことに価値を見出す人種。

ドMかて。

結果的に、多数派の経膣分娩が

私の方がしんどかった!と言うが故に

帝王切開が楽だと思われるのかなあ。


楽じゃないです。

経膣分娩の100倍辛いです。


tolac成功して思うことが、

帝王切開の辛さの再認識になるとは、、、


なかなか意外でした。