9月とは言え、まだまだ日中は暑い日が続いております。
皆さま、夏太りしてません?
ちょっと動いただけでどばっと汗が出てくるし、
暑さのせいで食欲も落ちて少食に…。
そうすると、「今日1日でけっこう痩せたかも~?」なんて考える方もいるでしょう。
「夏やせ」なんていう言葉もありますし、ただ生きているだけで痩せてしまいそうな夏の印象ですが、昨今では、夏は痩せるどころか太る率の方が遙かに高いことをご存知ですか?
「夏やせ率 < 夏太り率」
では、なぜ夏が太りやすいのでしょうか??
夏に太る意外な理由3選
1.汗をかく量が「増える」
2.食べる量が「減る」
3.基礎代謝が低下
本日は上記の中の
1.汗をかく量が「増える」
についてご説明と、解決策をお伝えさせて頂きます。
(※全部解説すると長くなるのでまた次回)
では何故、汗をかくと太りやすくなるのでしょうか??
いっけん、汗をかくと痩せるイメージが有るかと思いますが
「汗をかく=痩せる(体脂肪減)」ではないのです。
でも「猛暑で大量の汗をかいたり、サウナなどで汗をかいたら体重減ってるし!!」
って思っている方も多いかと思いますが、残念ながら、運動を伴わない汗は全く痩せてません!
- 運動をすれば身体が温まるので冷やさないといけない
- 夏は暑いので体温を下げるために冷やさないといけない
- サウナは暑すぎるので身体を冷やさないといけない
発汗での体重の変化は、単純に身体を冷やすために「体内の水分が抜けただけ」なんです。。。
ゆえに、安心してください!水分補給をすればあっという間に体重は元に戻りますよ♪
汗をかくとカロリーを消費していると思いがちですが、暑さで出る汗は体温調節のためのもの。
水分を毛穴から出し、身体の表面を外気で冷やそうとしているだけで、実はほとんどカロリーを消費していません。
おまけにちょっと動くだけで汗が出てしまうので、意識していないと夏場は運動不足になりがち。
「運動をしっかりやって汗をかいた」ならある程度やせるかもしれないですが、「汗をかいた=痩せる」ではない事に注意しましょうね。
運動を伴わない汗は、かけばかくほど太る原因に
ここで注意したいのは、体温調節の汗はかけばかくほど太りやすくなる、ということです。
人間の身体には、発汗と引き替えに失われてしまう栄養素があります。
それは、脂肪の代謝を促すビタミンB1・B2・B6とミネラル。
特にビタミンB群は、水に溶けやすく身体に蓄積されにくい“水溶性ビタミン”と呼ばれ、汗や尿で簡単に流れ出てしまいます。
従って、運動の伴わない汗をやみくもにかくほど、脂肪燃焼されにくい身体になり、ただの脂肪として溜め込んでしまう体質に…
加えて、サウナやスポーツジムなどで汗をかいた後の飲み食い行動も太る原因です。

では、夏に太らない様、取るべき行動とは?
解決策!
●夏にやってしまいがちな、特別なことをするのをやめて、他の季節と同様に過ごしてみる。
・夏だからといって冷たいものばかりを食べない!
・夏バテしないようにカロリーの高いものばかり食べない!
・夏でも湯船に浸かろう!足だけでもOK!
↑↑↑
上記3点をまずは意識的に改善しましょう!
そして
汗で流れ出てしまう、脂肪の代謝を促進するビタミンB群とカリウムを積極的に摂る様にしましょう!
【ビタミンB群を含む食品例】
豚肉、穀類、レバー、ハツ、にんにく、魚類、貝類や魚卵、など
【カリウムを含む食品例】
切り干し大根、アボカド、ほうれん草、バナナ、人参、かぼちゃ、ブロッコリー、大豆製品など。
※汗をかくこと自体はとても大切な排泄作業でムクミ防止や美肌効果も期待できます☆
夏も終わりですが、以上のようなことを頭に入れておくだけでも、今後、きっと「夏太り」リスクはグンと減ると思いますよ。
昔は夏やせという言葉こそあれ、夏太りという言葉を耳にすることはありませんでした。
エアコンの発達や、好きなものだけをすぐ食べられるコンビニ食文化の浸透など……
便利な現代の“夏対策”が「夏太り」と言う現象を起こしたのでしょうね。
最後まで読んで頂き有難うございま
す♪