たんぱく質からアミノ酸へ・・・
私達人間の細胞は、毎日約1兆個もの細胞が生まれ変わっています。新しい細胞が生まれ、古い細胞は捨てられ、一時も休まず活動しています。
例えば、小腸粘膜の細胞は毎日生まれ変わり、小腸粘膜の全体で言えば、2~3日で全細胞が生まれ変わります。小腸は平均7mもあり粘膜の密集しているひだを広げると、テニスコート1面分にもなります。
また、20代の健康なヒトの肌は約28日間でターンオーバー(肌細胞が生まれてから垢になって生まれ変わるまでの新陳代謝)し、体内で流れる血液も80日くらいで新しく入れ替わっています。
このように、カラダの中では常に新しく作りかえられていますので、その原料となるアミノ酸も相当必要になってきます。
逆にその材料が乏しくなると再生に支障が出てきます。必要なもの1つ欠けても再生されませんので、栄養バランスが悪くなると、再生に支障が出て、老化に拍車をかけます。
さて、食べたたんぱく質はどのようにしてアミノ酸になるのでしょうか?
口の中から入った食物は、胃に運ばれて胃液の分泌によって消化されます。
次に小腸へ運ばれて、さらに多くの消化酵素が分泌されて消化します。
ここでたんぱく質はアミノ酸へと分解されていくのです。
分解されたアミノ酸は小腸の粘膜を通って、その多くは血液中に溶け込んでいきます。
そこから肝臓に運ばれて代謝機能に使われたり、骨や筋肉を生成したり、カラダの至る所で生成されます。
成長期を終えた成人の血液や細胞には、一定量の良質のアミノ酸が維持されなければならない為、古いアミノ酸は新しいアミノ酸へと入れ替わります。
余ったアミノ酸は血中の脂肪酸が燃やされた後にエネルギー源となります。一定量以上に摂取したアミノ酸は尿や糞便として排出されますので、まとめて摂るのはあまり意味が無く、満遍なく摂るのが良いでしょう。
このように、食物のたんぱく質から分解・吸収された後、アミノ酸に変わるまで、おおよそ3~4時間かかるといわれています。
食べた量が多かったり、加齢による吸収力に時間がかかったりしますので、食べ過ぎに注意が必要ですし、スープなどの消化し易い食材など、工夫するのがよいでしょう。
それでは今日も楽しくアンチエイジングしましょう。
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