The world with my eyes

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Mainly I write what I feel or think about daily event. This is ONLY my opinion, and I do not wnat to force someone to agree with those even if s/he cannot.

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こんにちは。

もう7月も半分以上過ぎたのに、今回が今年初めての投稿となります。

長い文章を書くには時間も労力もいるので、中々文章をまとめることが出来ず、いつもいつも時間が空いてしまいます。

もう少し短いスパンで投稿出来るよう精進します…。

 

 

さてさて。今回はまた題材について悩んだのですが。

今回は私自身も私の周りの人々も様々な意見を発信していることについて考えていきたいと思います。

 

それがタイトルにもあるように、“男とか女とか”、要するに性別やそこに付随する性的役割、性別による扱いの差などについてです。

恐らく今この話題が改めて注目されているのは痴漢や痴漢冤罪と線路逃走に関する報道が少し前多かったことに起因すると思います。

私も私の周りの人々も、そういった報道を基に様々な意見を展開していたので、ここらへんで一度、私自身の性別や性的役割等に関する意見をまとめていこうと思います。

 

 

どこから話し始めるべきかいつも悩むのですが、今回はこの議論のきっかけとなった痴漢と痴漢冤罪、更には線路逃走に関わることから始めたいと思います。

 

 

私は普段は通勤ラッシュの時間帯に電車を使うことは滅多にないので、幸運なことに痴漢に遭ったことはありません。ですから、自身の経験として語ることは出来ません。

痴漢は言うまでもなく犯罪です。被害者が男性だろうと女性だろうと、トラウマになる人もいます。出来れば痴漢に遭いたくないというのは一般的な考えだと思います。

一方で、痴漢冤罪もまた犯罪です。無実の人に罪を着せ、その人やその人の家族の人生を滅茶苦茶にしてしまいます。

どちらも深刻な問題で、解決しなければならない問題です。

 

 

けれどここで問題なのは、“どちらをより優先的に解決すべきか”ということだと思います。

 

痴漢防止を優先する場合、“痴漢を減らすために、痴漢だと申告されればとりあえず逮捕する、もしくは拘束し事情を聞く”ことになります。

ですが痴漢とは当人同士でしか分からないことも多く、他に目撃者等がいない場合、(あまりに不自然でなければ)被害者の言い分が優先されるのが現状ではないでしょうか。

そうなると、痴漢冤罪を作りやすい状況になってしまいます。

 

今度は逆に、痴漢冤罪防止を優先する場合、“冤罪を減らすために、明確な物的証拠や目撃情報等がない場合は不問とする”ことになります。

そうすると、前述のように痴漢は当人同士でしか分からないことも多い為、被害者は為す術なく、泣き寝入りすることになります。

結果として、痴漢が横行することにも繋がるかもしれません。

 

 

どちらを優先するにしても、結果として他方を規制しにくくなってしまうのです。

 

 

現状、“捕まればほぼ有罪”という状況なため、今回の線路逃走が起こったのだと思います。

“やっていないなら逃げるな”という意見もありますが、逃げなかったところで信じてもらえる可能性が低いのです。だとすれば、逃げた方が自分の身を守ることに繋がるのでは?という考えも分かります。

 

ですが、線路上を逃走することは自分も他人も危険に晒すことになります。そういった点では、この行為を正当化することは出来ません。

だからといって、現状大人しく拘束されるのが得策とも言えません。

 

 

私自身、どうすることが正解なのか、考えても結論は出ません。

ですが、折角これだけ注目が集まっているのだから、今こそ痴漢や痴漢冤罪について、1人1人が考えるべきではないでしょうか。

 

中には痴漢を防ぐ為に男女を車両別にしてしまえばいい、という意見もありますが、実際痴漢とは異性間だけの問題ではありません。男性から男性、女性から女性への痴漢もあります。

つまり、ただ男女を分けただけでは解決にならないのです。

 

 

まだまだ古くからあるジェンダー観が人々の深層心理に深く根付いているのが、こういったところからも窺い知れます。

それが悪いと言っているのではなく、こういったことをきっかけに、少しでも何が本当に住みやすい社会を創るためにいいことなのか、それを考えていければいいと思います。

 

 

まだまだ書きたいことはあるのですが、長くなってしまったので1度ここらへんで終わろうと思います。

 

タイトルの“男とか女とか”というところまで書ききれなかったので、あと何回か、記事を分けて性別や性的役割について書いていこうと思います。

 

ということで、第一弾は痴漢と痴漢冤罪、そしてそれに伴う線路逃走について私の意見をまとめてみました。