救世主 -リベンジ-。
「という事で、今のは練習です」
「は?練習って…死んだかと思ったぞ!」
「いやはや、何がおきるか分からないのでスムーズに行くよう気をつけて下さい」
「あんた達が遠回りさせてるんでしょ!」
「ではまた来ます」
「ちょ!練習だったなら時間あるんでしょ?今解決したらいいじゃないか」
「10分後の自分に会ってしまうとパラドックス的に厄介なので一度帰ります」
「あ、そうなんですか…つうか次はもっと早く来て下さいよ」
「了解しました、ではまた」
バタン!
ピンポ~ン!
「どうも、15分後の未来からやってきました、私はこういうものです」
「早!ってそういう事じゃないんだけど!」
「では早速本題に入りましょうか」
「聞いてないし…で、僕はどうしたらいいんですか?」
「あ、聞き忘れました、祖父に電話します」
「ちゃんと準備してから来いよ!」
「…だめです繋がりません、おそらく本当にゲートボールの試合中のようです」
「段取りグダグダだなおい」
「とりあえず試合が終わるまで待つしかないですね」
「いいけど世界の危機っていつなのさ?」
「計算上ですと私が到着してから6分後です」
「さっきと一緒じゃん!なんでギリギリに来るのさ!どうすんの?!」
「そう言われましても我が家のタイムマシーンは15分前までしか行けないのです」
「そうなんだ…んで、6分後何がおきるの?!」
「世界大戦です」
「世界大戦って…そんなの僕に何ができるんですか?!」
「そこがややこしい状況なので祖父に説明を受けないといけません。
とりあえず間に合わないので大戦はおきますが、すぐに滅びるわけじゃないので、
もう一度やり直しましょう」
「頼むよほんとに」
「…また来ます」
バタン
「おい!なんで一瞬止まったのさ?!ほんとにた
ド~ン
救世主。
ピンポ~ン!
ガチャ
「はい、どちらさまですか?」
「私、10分後の未来からやってきました、こういう者です」
「あ、ご丁寧にどうも。で、何のご用ですか?」
「もうすぐ世界の危機がやってきます、それを阻止すべくやってきました。
祖父によるとあなたなら危機を脱する力を持っていると」
「はぁ…で、僕はどうすればいいんですか?」
「あ、聞き忘れてました、ちょっと祖父に電話します」
「え?未来に電話?」
「いえ、10分後から来たので現在にかけても祖父は健在です。
ゲートボールの試合中かもしれませんが」
「そうですか」
「…ややこしい手順なので祖父がこれから説明に来るそうです」
「最初から来いよ!ちょっと待って、危機っていつなんです?」
「私が到着してから6分後です」
「え?爺さん間に合うの?」
「無理っぽいですね」
「!」
ド~ン