原子力規制委員会は、九州電力川内原子力発電所の審査を優先させており、7月には審査が完了する可能性があります。
実際に再稼働させるには地元の同意が必要ですが、今のところ地元市町長と鹿児島県知事は反対はしていないようです。
しかし、川内原発30キロ圏の市町の避難計画等の防災計画が完了しているところは少なく、もし再稼働が容認されれば、防災や避難に不安を抱えながらの再稼働になりそうです。
現在の審査基準は、想定している地震の揺れも津波の高さも以前よりも大きくなってはいますが、それ以上の地震や津波が襲ってこないという保証はありません。
そもそも100%安全などと言うことはなく、原発の場合、一旦事故が起こったときの被害の甚大さ、長期化は今回の福島第一原発や海外での事故を見れば明らかです。
しかも、原発が稼働すればまた使用済み核燃料が発生し、処理できない核廃棄物たまってゆくことになります。
それなのになぜ無理して政府は原発を再稼働させようとするのでしょうか。
それは、原発ムラの利権以外の何物でもありませんし、地元では不安ではあっても、原発稼働による交付金の魔力には勝てないのでしょうね。