歴史上の出来事や人物を題材にした小説はたくさんあります。
例えば、司馬遼太郎著の「竜馬がゆく」もその1つです。
これはあくまでも小説で、そのため本名は「坂本龍馬」ですがこの本では「竜馬」になっています。
小説ですから、史実とは異なっている点がいくつも書かれています。
他に、吉川英治著の「三国志」もそうです。
これは、今から1800年くらい前の中国での魏、蜀漢、呉の三国対立の史実をもとに、明の時代に書かれた小説「三国志演義」などを原本にして書かれています。
ですので、こちらも史実とは異なる展開がたくさんあります。
有名な赤壁の戦いなどは、「三国志正史」にはほとんど記載がありませんので、フィクションの部分が多いようです。
それとは逆に、小説に書かれたことと同じようなことが実際に起こったということもあります。
それは、若杉冽著の小説「原発ホワイトウト」に書かれたことです。
この小説の中で、原発反対の新崎県知事の伊豆田清彦が、原子力ムラの策略で失脚させられます。
そして今回これと同じようなことが起こりました。
新潟県知事の泉田裕彦氏が、地元紙新潟日報の一方的な批判キャンペーンなどを理由に四選出馬を取りやめました。
新潟日報は東京電力の広告を5回掲載しているようです。
実際の広告費はわかりませんが、高額であったことは間違いないでしょう。
原子力ムラの意を受けた新潟日報は、執拗に何回も大々的に批判キャンペーンを行ったのです。
恐らくそのほかにも、本人のみならず家族にも何か身の危険を感じさせるようなことが起こっていたのではないでしょうか。