遊本館児童文学サークル日記 兼 管理人のライブ鑑賞報告 -53ページ目

遊本館児童文学サークル日記 兼 管理人のライブ鑑賞報告

静岡市用宗にある児童書専門の図書館「遊本館」を活動拠点としている児童文学の創作グループです。私たちといっしょに子どもの本の創作をしませんか。子どもの読書指導活動も始めました。

!!管理人のバンドママの自己満足的音楽講座!!

バンドママこと、私は、文学も音楽も大好きなので(好きと「上手い」は別。典型的な下手の横好き)

もっぱら、音楽を題材にした小学校高学年以上を対象にした短編小説を書いています。

現在編集中の「遊星23号」に掲載する作品も、モーツァルトのピアノ曲を題材にしています。といっても、天才音楽家のお話ではなくて、ピアノを上手に弾けない女の子が「向上心」に目覚めてマイペースでピアノに向かう、といった内容です。


つい最近まで、私はどちらかというとモーツァルトの音楽を「食わず嫌い」しておりました。
なんとなくですが、「甘ったるくて調子ばかり良くて、『わたくしはモーツァルトがわかるんざーます』的なスノビッシュな人が好むもの」って偏見を持っていたのですね、大変愚かにも。


さて、私は2年ほど前から突如、老後の楽しみでピアノを習い始めたのですが、そこで、「そりすべり」というモーツァルトの曲を弾いて、長年の偏見が間違っていることに気がつきました。

「そりすべり」は子どもの練習曲で大変簡単で単純な曲なのですが、何回弾いても楽しくて楽しくて、単純だけれどいくらでも練習するポイントが次から次から見つかって、弾くたび弾くたび新しい発見もあり、10回繰り返して弾いてもまだ楽しい、って曲でした。

それからピアノの先生に「ソナタ形式」という音楽知識も教えていただき、モーツァルトはきちんと「ソナタ形式」という枠組みを守って作曲しているということも知りました。

突拍子もない行動ばかりして周囲を驚かし天才肌で破滅型、という側面もあったかもしれませんが、音楽を聞いたりピアノを弾いたりしてみる限り、モーツァルトは至ってまともで心優しい善良な人、という感じしかしません。


モーツァルトにあらずんば音楽にあらず、という極端なとらえ方はやっぱりヘンなんでしょうね。

モーツァルトは確かに天才で、美しい音の組み合わせが尽きることなく沸いてきた人なのでしょう。作曲者の精神は音楽に反映されることは間違いないでしょうけれど、音楽と精神性を直結させるのも何かが間違っている気がしますね。


今日はピアノの先生からお借りしたモーツァルトの交響曲を聴いてから寝ることにします。

(私が特に好きなクラシックの作曲家は、ブラームス、サン=サーンス、グリーグです。モーツァルトはちょっとこの傾向とは違いますね。)