Never-Never-Land
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占いのこと

うちは占い好き一家である。

弟をのぞく要員それぞれが、なんらかの占いの信者である。


私:安倍清明占い・若干、数秘術・雑誌のおまけの占い欄等。

母:四柱推命・数秘術・めざましテレビ「今日の占いカウントダウン」元信者。

私と母は、都合の悪いときに都合のいいところだけを信じる

チャランポラン信者の部類である。


そして、父。

彼にはかかりつけの占い師がいる。「先生」とまで仰ぎ、

日常の些細な相談事から、新築の家の「だれがどの部屋を使うか」という

我が家の最重要事項までその先生にお伺いをたてていた。


「おまえ、先生にみてもらうぞっ!」と、去年一度だけ連れて行かれた。

去年の我が家は火事に見舞われ、家族一同スランプ状態。

とくにあたしがひどかったんだよ。


父が先生に予約を取り付け、その日がやってきた。


占い師ってどんなひとがなるんだろう。

わたしが知ってる占い師なんて、福岡ではかの有名な

「天神の母」くらいだったなぁ。彼女(=天神の母)にだって、恐れ多くてさぁ・・

「もしやこの方が天神の母?」

なんて疑惑の人の御前を通るときは目が合わないように通り過ぎるんだよ。


もし目なんか合って、頭の中見透かされてさ、

「そこの貴女、悩みがあるね?」なんて指差されたりなんかした日にゃー!ねぇ。

腰がぬけるよ。


まぁ、そんなこんなで占いに行った経験なんてなかったもんで、父の車にゆられてる20分の間に

わたしの悲しいくらい乏しい想像力が駆使されて「ザ・占い師」像がふくらんでいったよ。


白装束で頭にろうそく差してたりして・・

「おまえには悪霊が憑いておる~!キエーッ」なんて言われたりして・・

おふだとかクリスタルとか買わされて、お金巻き上げられないかな・・

いやいや、逆に「あなた、百年に一度のスゴイ人になる相が出てますよ」なんて言われちゃうかも・・

ズバリ「近いうちに運命の男性にめぐり逢えるわよ!!」なんて!・・ウヒヒ・・


なんか間違ってる想像がだんだんと都合のいい妄想へシフトしてきたころ、目的の場所に到着。

そこは近所の山の裾野の、一般の一軒家だった。先生も「ザ・占い師」とはかけ離れたかたで、

首周りのゆるいTシャツにジーパン、一般的なオバサン(失礼)だった。


先生は、霊感が強いらしく自分でもよくわからない力に若い頃は悩んだとか。

へぇー (・o・)

さすが占い師!霊感かぁ~ふむふむ。


息子に霊感を使ってしょっちゅうアドバイスをしていたが、

彼が母の忠告なしになにもできない人間になりかけ、彼のためによくないことが分かったという話。

へ、へぇー (・_・;

それは世にいうマザーコンプ・・いやいや、先生の話の真意に気づかねば。


なんと旦那さんも占い師。

その旦那が浮気してたことも自分の霊感のせいでわかってしまい、大変つらい思いをした、と。

へぇー。でも・・それは力のせいでなのか?

いやいや、先生に対してそのようなフトドキな疑問は持ってはいけない・・ (( p(>_<; ))


経緯のよくわからん先生の話が小一時間ほど続き、

「あっあなたのこと見なきゃ」と先生がわたしの存在に気づいてくれた。いよいよだ・・

生年月日を聞き、おもむろに開いたのは・・何だかそこらへんの本屋で売ってるような占いの本!!

がーん。アマゾンで買って自分でやるよ・・ToT


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占ってもらったのはわたしの性格とか、

方角(「ことしは北西の方角に旅行いっちゃだめだよ!」みたいな)のこと。


先生のこと信じてないワケじゃないんだけど・・

悪いヒトじゃないんだろうけど・・

そうそう、なんか引っかかるのは、先生宅が超汚かったこと。

ボロいとか汚れじゃなくて、むちゃくちゃ散らかってたから・・つい思っちゃったんだよね。

その霊能力でこの洗濯物を片付られないものだろうか・・なんて。

やっぱりには他人の宗教には理解が示せないわたしでした。

ごめんよ父。


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最近、父はまた彼の先生のところへ通っているようで・・

「おまえのOOOO(彼氏)の生年月日おしえろっ」と、しつこい。相性でもしらべるつもりなのか。

父もさ、悩みの多い男なんだね。こんな娘持って・・


i understand you

光陰矢のごとし。time flies.

おぎゃーと(言った覚えないけどさ)生まれて、ほら、もう24年。



秘密基地作って、ビービー弾撃ちあって、

クリスマス会がメチャクチャ楽しかった


はじめての「被」告白経験。うれしはずかし

甘酸っぱい後悔と感謝の気持ち


失恋のツラサ

確かな両思いの感覚とこらえきれない幸福感


自分の道って?夢って?

え?結婚?マジ?

自立へのあせりと迷い。大いにある


なんだかんだ楽しく過ぎていったら

いい人生じゃんって自分が思えたらいいじゃない。


肩の力抜いて。もっとひろく見ておおきく捉えて。


自分のこと認めてあげようよ。

じぶんがじぶんの一番の味方。秘密の相棒。


だから相棒におしえてあげてよ。ゆっくりでいいからさ。


知りたいんだよ。