小市民の余暇 -2ページ目

小市民の余暇

映画とかに関する、個人的見解の発露(=レビュー)

「もう騙されちゃってるもんね~」

 そう、騙されてしまうのである。登場人物も何人か騙されるが、観客が騙されるのである。どんでん返しのストーリーの映画で、観客が騙されるというものは確かにある。しかし、この映画はCMでの印象でイメージを膨らませた観客は、皆騙されてしまうのである。
 もう一度言います。CMで想像してしまうと騙されます!
 映画によってはキーとなるシーンをCMに盛り込みすぎて、CMだけでストーリーが想像でき、実際の内容がそのまま…なんてものもある。それを考えると、CMから合わせて騙しを成立させている、と思うと良いCMだったのかもしれない。
 ※実は、カットになったシーンなだけなのかも。。。



騙されポイント

 「騙される」という触れ込みのため、構えて観てしまったためか、上記セリフがあると思っていた点を除き、ある程度想定の範囲内の結末でした。
 とはいえ、「あぁ、そういう事だったのか」というラストが待ち構えています。



タイトル通りの作品

※原作は読んでおりません。

良い話になっていると思います。騙し騙され…みたいな映画ではなく、ハートウォーミングなストーリーです。ファミリーや恋人同士で観に行くと良いのではないでしょうか。



そして…

とにかく、能年玲奈ちゃんがカワイイです!!!


カラスの親指 by rule of CROW’s thumb/講談社

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所感
ぜひこのような明るい未来になって欲しいと思う本でした。
品川界隈に縁があるひとには(私はちょっとあるのですが)、更に面白いと思います。
東京という都市に集中するのが良いという、ちょっと聞いただけだと地方の反感を買いそうな主張ですが、様々なサービスは分散より集中のほうが効率が良いと思うので、筆者の主張同様に東京への集中が良いように思います。



競争と資本主義
使っている立場ではあまり意識しないですが、JRと私鉄は競合他社として競争しており、その思惑により鉄道サービスが変化しているという事実を、湘南新宿ライン誕生と武蔵小杉駅誕生の説明などで示される。
資本主義が成長を生むというのはこういう事なのだと思ったりしました。



特区
実際、下記のような特区に指定されているという。
国や都も、色々と考えているのだなぁ…と単純に関心しました。


◆「アジアヘッドクォーター特区」(東京都)
 目指す姿:誘致した外国企業と国内企業が刺激し合って、新技術・新サービスを創造する見直的な市場を形成
 特典:規制緩和や税制優遇

◆「国際総合戦略特区」(内閣官房:経済産業省に関連深いソフト系政策につながる計画)
 目指す事:我が国の経済成長のエンジンとなる産業や外資系企業等の集積を促進
 特典:国は、国際競争力の強化のための包括的かつ先駆的なチャレンジに対し、規制の特例措置、税制・財政・金融上の支援措置等により総合的に支援

◆「特別都市再生緊急整備地域」(内閣官房:国土交通省に関連深いハード系政策につながる計画)
 概要:羽田空港の国際化やリニア中央新幹線の整備を契機に、広域交通の拠点性を強化し、東京と国内外を結ぶサウスゲートにふさわしい交通結節点を形成し、業務、商業、研究・交流、宿泊、居住、教育、文化などの多様な機能が集積する魅力ある新拠点の形成を推進する
 特典:1ha(100m x 100m)以上の規模で事業提案をして認められた場合、その地域内で有効だった法律、条例、規制がいったんすべて白紙になり、その事業の許認可権が自治体のものとなる
    都市計画手続きの短縮(最短2年8カ月、実際15年程度だったものが、約6カ月となる)




山手線に新駅ができる本当の理由 (メディアファクトリー新書)/メディアファクトリー

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観に行きました!
1週間後でも、結構な人気で良い席を取るのは大変そうです。
# よって、前のほうになりました。。。


序破急
序破急にちなんだ通り、「序」は基本的にはTVシリーズに沿った内容、「破」でオリジナルからシチュエーションを変えて別物として展開し、「急(Q)」にて今まで見せていない世界を提供しています。




所感
「破」は新しい展開で面白かったが、「Q」は必死に着いていく感じだったかな。
「乗りなさい」と言われ続けていたが、「Q」にて「乗らないで」と状況が変化しているのはコントラストが効いて面白かった。

エヴァならではの「よくわからん感」はあるものの、主人公シンジも同じく状況がよくわからない状態であり、TV版ラストのような「全てを置き去りにした突飛感」ではなく、ギリギリ着いていけてるかな、という感じ。




新世紀エヴァンゲリオン TV版 プラチナ コンプリート DVD-BOX (全26話+ディレクタ.../出演者不明

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巨神兵
冒頭にあった同時上映の『巨神兵東京に現わる 劇場版』の印象が焼き付いた状態なので、
エヴァ=巨神兵=(恐らく)描きたい世界の終焉
なのだなぁと想像が働きます。
特撮博物館でも『巨神兵東京に現わる』は観ましたが、座って落ち着いて観れたというシチュエーションの差が自分としては実は大きかったりします(;^_^A