私の好きな曲をまた一曲紹介します。


名前のとおり、アントニオ・カルロス・ジョビンに捧げた曲です。

マイケル・フランクスというポップスのアーティストが「スリーピング・ジプシー」というアルバムの中で紹介しています。「ザ・レインボウ」(虹を綴って)という題名でも知られているようです。

抑揚のない歌い方で、けだるいかんじ。でも、曲そのものは、哀愁がありメロディアスです。


Sleeping Gypsy



この曲を、ジャズシンガーのサリナ・ジョーンズがカバーしているのがとても素晴らしいです。

ギターにあわせて、語りかけるように歌いはじめて、最後まで派手な歌い方ではないですが、何か訴えかけるものがあるように思います。とてもドラマチックに変わっています。エンディングのピアノもジャジーで素敵。

「MELODIES OF LOVE」というアルバムに入っています。

このアルバムには、他に、「WAVE」や「BRIDGE」といったボサノバやブラジルの曲も収録されています。


MELODIES OF LOVE



そして、日本ではUAが「アントニオの歌」として、日本語でカバーしているのですが、これがすごくいいんですよね。

バックは憂歌団なのですが、イントロのギターがもう、かっこいいんです。

これだけでしびれちゃう。(表現古いかしら、、)

そして、UAがつけた日本語詩がメロディとはまってていいと思います。

原曲とは、少しニュアンスが違うみたいだけど。確か、インタビューで、原曲のほうでは、ジョビンを完璧な人のように捉えているけど、自分は少し違ってて、子供のような無邪気なイメージで捉えてると言っていたとような気がします。だいぶ昔なので、記憶がさだかでないけど・・。

「アメトラ」というアルバムに入っています。


アメトラ