えぇ~最近は一部の間ではありますが“日本ワイン”が空前の第ブームとなっています。


今月は東京にワイナリーが登場するなどブームに歯止めがききません。


販売する飲食店も多種多様では有りますが、目立つのは激安店!!


神田のヴィノシティの成功を皮切りに、2000円代のワインをメインに販売するビストロが増えていますが、日本ワインを販売する店舗もチラホラと目に付きます。


その最もたるのが、秋葉原近隣にに2つの店舗を構える“Style”と言うお店。


今回は今年7月にOPENした、秋葉原から小伝馬町に向かう途中に店舗を構える“Style2号店”に伺ってみました。



安さも手伝い、店内は大盛況!!


ボトルワインが“市場仕入価格の+999円”と言う、強烈な安さアピールがこのお店の特徴です。


まぁ、この“市場仕入価格”と言うのがどこを指しての事が問題なんですけどね…


同業者目線の細かい事は置いといて、カウンターに陣取り、まずはワインリストを拝見。



う…


流石に安いですね(((( ;°Д°))))


率直な意見を言わせてもらえば、確かに安いのですがラインナップは微妙な感じです。


ボトルのオーダーは後程にして、グラスで提供されている長野県の“五一ワイン・赤(430円)”をいただきます。



豪快に一升瓶から下皿付きのグラスに注がれます。



甘ぁ~い、昔からある日本ワインの象徴的なテイストですが、やっぱり現代の洗練されたワインに慣れてしまうと喉を通らないのが本音です(;^_^A


ドリンクと共に提供される、お通しのグリッシーは何とお替りOK!!


おつまみ類も500円前後と気軽に頼める価格帯でかなり良心的。


とりあえず“牡蠣のアヒージョ(690円)”を“厚焼きフォカッチャ(299円)”と共にオーダーです。



料理が来たところで、早々に五一ワインに見切りをつけ、何か白ワインを…と物色。


そんな中、ちょっと珍しい葡萄を使ったワインを発見!!



長野県アルプスワインの“ミュゼ・ド・ヴァン・善光寺竜眼(2469円)”をいただきます。


長野に実在する“善光寺”と言うお寺で古くから作られていた中国系の葡萄で、“東洋系欧州種”なんて言い方をされる事の多い葡萄です。


あまり口にする事のない品種ですが、程よい果実味とすっきりとキレのある酸が印象に残るワインでした。


ワインも2杯、3杯と進み、おつもみも追加!!



“ガーリックシュリンプ”、590円也。


ジャンクな味付けに更にワインが進みますо(ж>▽<)y ☆


十分に満喫できたのですが、どぉぉ~しても気になるメニューが…



“フォアグラのピンチョス”って…しかも200円!!


金額的に期待は出来ませんが、どぉぉ~しても気になったので最後に注文です。



えぇぇ~っと…


気になる方はお店に行ってお確かめください…о(ж>▽<)y ☆


全体的に安い!!ってのが印象的ですね。


ただね、忙しいのは分かるけど、抜栓した状態でワインを冷蔵庫に入れておくのはいただけません!!


全てを客前でやる事がサービスだとは言いません。


が、こう言う行為はワインを造っている方々に大変失礼だと思います。


従業員さんの食材やワインに対する知識や愛情も全く感じられませんでした。


安いからこそ、基本的なことはしっかりやらなければいけないと思います。


忙しくてマンツーで接客出来ないからこそ、一瞬の時間で全てを伝えなければいけないと思います。


一時期ブームだったいわゆる“均一店”がどうして規模を縮小していっているのかを考えれば答えは出るハズです。


誤解が無いように言っておきますが、私はこういうスタイルのお店は大好きだし応援したいと思っています。


だからこその苦言なんです。


今後の発展には大いに期待したい!!


そう思えるお店でした('-^*)/



神田岩本町style 2号店バル・バール / 岩本町駅小伝馬町駅馬喰町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5