隅田川に架かる3つの文化財の最後の一つが、この“永代橋”です。

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元々は元禄11年(1698年)に、徳川5代将軍・綱吉の50歳を祝して掛けられた橋でしたが、廃橋になったり再建されたりを繰り返し、関東大震災の折には遂に炎上すると言う壮絶な歴史を持っている橋なんです。

関東大震災後の復興の一つとして建設されたこの橋は、復興事業の象徴として当時は話題になった様です。

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この橋から東京湾側を見ると、隅田川の本流の“中央大橋”(右)支流の“相生橋”(左)を見渡す事が出来ます。

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ついでに言うと、一つ先にある隅田川大橋   との間には、隅田川から分岐する日本橋川に入る一つ目の橋“豊海橋”が架かっています。

永代橋の特徴としては綺麗なアーチですね。

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ソリッドリブアーチと呼ばれるこの橋の形状では、100M超の橋として日本で最古の橋です。

全ての面において、文化財になるべくしてなった橋ですね!!

震災後の象徴として今も輝き続けるこの橋…

この橋が示す様に、関東大震災からも日本は立ち直りました。

今回の東日本大震災で被害を受けた地域も必ず復興できると私は信じています。

被災地の方々の気持ちを考えると軽はずみな事は言えませんが

頑張って!!

と心からエールを送りたいと思います。

~橋DATA~
●橋長 184.7m
●工事期間 大正13年12月~大正15年12月20日
●工事費 ?万円