■「どうなるか分からない」と山田新大臣

 「政治が責任を持って口蹄(こうてい)疫の拡大を避けて早く終結をはからなければいけない」。8日午後、首相官邸で菅直人首相から農水相の指名を受けた山田正彦氏。その顔には疲労の色がにじんでいた。

 先月17日から宮崎県の口蹄疫対策本部長として現地入り。7日夕に急遽(きゅうきょ)、東京にとんぼ返りしたばかり。

 7日夜、首相からの農水相就任要請に「引き続き、副大臣として現地対策にあたりたい」と一度は固辞したが、「大臣としてやってほしい」と重ねて要請され、最後には折れた。

 前任は口蹄疫問題の最中に外遊し批判を浴びた赤松広隆氏。農水相は、自殺した松岡利勝氏や事務所費問題で更迭された赤城徳彦氏ら、ここ3年間に11人が交代、自公時代から短期失脚の多い“鬼門”ポストだ。

 かつては司法試験に合格しながら、地元の長崎県五島列島で牧場を経営、弁護士事務所も兼業した異色の経歴の持ち主。口蹄疫への思いも熱く、宮崎県川南町の蓑原敏朗(みのはら・としろう)副町長も「山田氏は、良くも悪くも現場を一番よく知っている人。経験を生かして力添えを頂きたい」と手腕に期待した。

 一方、事務所には支持者から「鬼門だけど頑張って」と皮肉な激励も。山田氏は農水省で記者団に「“鬼門”だといわれている。どうなるか分からないよ」と苦笑いを浮かべた。

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 29日午後1時40分ごろ、東京都足立区千住桜木のマンション「グランリオ」9階(高さ約24メートル)から、小学4年の男児(9)が転落した。右太ももを骨折する重傷を負ったが、木の上に落ちたため一命を取り留めた。
 警視庁千住署によると、男児は同級生3人と一緒で、廊下にある幅約10センチのコンクリート製手すりに登って遊んでいた。同級生から「危ないよ」と止められたが、手すりの上に立ち、足を滑らせた。 

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 参院選に自民党の比例代表で出馬する、女優の三原じゅん子(45)が19日、浅草・雷門前で初めての街頭演説を行った。降りしきる雨の中、あわやヌレヌレとなる嵐のデビュー。対面した小泉進次郎衆院議員(29)に対しては“片思い”の可能性が浮上した。

 白いスカートスーツでマイクを握った三原は、謝罪からスタートした。「ごめんなさい。私が雨女なんです。私がここに着いた途端、まぁーこのような雨になりまして」。その後も雨は強まるばかりだったが、堂に入った口調で「私はがんのサバイバーです。子宮頸(けい)がんをご存じですか」と、自身の体験談を交えて5分間、支持を訴えた。

 この日は党女性局の催し。通行人が「三原じゅん子だ」と足を止め、「じゅん子ちゃん頑張れ!」の声も飛んだ。ただし、主役はやっぱり進次郎氏。登場するなり「キャー!」と女性が群がった。「今にも雷が落ちてもおかしくない天気に、私が来たのが雷門」と、ご当地トークでつかみもOKだ。

 実は、三原は進次郎氏のファンという。演説後「しんちゃまファンなので、個人的にうれしかったです」と、ポッ。名刺交換したと言い「想像通りでステキ。オーラもあるし。この時期に自民党から(出馬するのは)勇気あるねと言われた」と明かした。

 しかし進次郎氏は、報道陣から三原とのツーショットを求められると、なぜか手を振ってやんわり拒否。三原の演説の前に車で走り去った。三原の気持ちは一方通行なのか。今後が注目される。

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