日本から春らしい春、秋らしい秋が消えて10年位経つでしょうか。
日本に限らず世界的にますます極端な天候天気に変わっていくのではという
理由を考えてみました。
日常生活になくてはならない化石燃料、また毎日排出されるゴミも燃焼・焼却しなければ
なりませんが、化石燃料その他を燃やし続ければCO2その他のガスを大気中に放出します。
その結果、大気の絶対量は日々刻々と増大し続けます。その結果どうなるか。
太陽放射は微動はあるにせよほぼ変わらず、地球の表面積も変わらない。
しかし大気の絶対量は増えていく。大気は太陽放射で温められるのではなく
大地からの照り返しによって温められます。そうすると以前より温められるのに
時間がかかる。
例えば、冬季、シベリア大陸で育った高気圧は過去に比べずっしりと重くなっており、
動き出すにはより大量の熱を必要とする。その結果いつまでも寒い状態が続く。
季節が進み、ようやくシベリア育ちの大気が動き出し暖かくなったと思ったら、
同じ理屈で今度はいきなり太平洋育ちの暑い大気に支配される。
かくして二季化はますます進む。また大気の絶対量が増大しているから
高気圧・低気圧の気圧の高低差が大きくなり、ひとたび低気圧が発生すると
荒れた天気になりやすい。
こうなると懸念されるのは農作物の栽培です。
異常気象によって農作物不作という事態に陥らなければいいのですが。。。