Buzzcocks (バズコックス) はベーシストの F 君に教えてもらいました。

ピストルズも No New York も彼からでした。 Kyon2 も、そうだった記憶が、、、
彼は出てすぐのアーティストを輸入盤で買っていて、良いのがあると、貸してくれました。
F 君は、新しいアーティストをいっぱい教えてくれましたし、気に入らなかったり聴き飽きたアルバムは格安で譲ってくれました。

バズコックスの 1st は、借りただけだったので、F 君もお気に入りのアルバムだったのだと思います。

$兜部屋 ~別館~   70年代ロックに関するヨタ話
1st 「Another Music In A Different Kitchen」 の CD ブックレット。
表ジャケはスキャナ泣かせの銀色。
B 面ラスト曲はエンドレスになっていました。 CD はもちろんフェイド・アウトでした。


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当時、パンクのアルバムに期待していたのは、
・そこそこ速い曲の速度。 そのうち速すぎるアーティストも出てきますが、、、
・短めの曲で、サッと曲が始まって、サッっと終わる。 ダレる曲が無いこと。
・心地よいギター音。 リードの音より、カッティングの音など。

で、ハード・ロックより、もっとハードなロックを期待してました。

パンク登場以降も、プログレや、ロキシー、スパークスの系統の音を、聴き続けていましたが、ハード・ロックを聴く時間は、徐々にパンクの時間になってました。

まだ、ディスチャージ以前なので、ダムドとか、ピストルズを聴いていましたが、けっこう大音量で聴いてました。

いちばん好きだったのは、ストラングラーズでしたが、どちらかというと曲をじっくり聴いてました。 バズコックス (そのときは録音したカセットですが) も、よく聴くようになりましたが、これもじっくり聴く 「枠」 でした。


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パンクというよりモッズっぽくて、気の抜けたような顔つきです。

メンバーは(画像左から)
Steve Diggle (スティーヴ・ディグル) : guitar, vocals
Steve Garvey : bass
Pete Shelley (ピート・シェリー) : vocals, guitar
John Maher : drums
で、ほとんどの曲がピート・シェリー作で、スティーヴ・ディグルが少々です。
1st には、一部 Howard Devoto 作詞の曲が入っています。

そこそこ速くて、サっと始まってサッと終わり、ギターも心地良いんですが、なんかメロディが甘いんです。
これがパンクではなく、パワー・ポップといわれる理由かも。


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その後 (79年)、Can のベストアルバムを買いましたが、内ジャケに Pete Shelley によるライナーノーツが書かれてました。 以前、触れたジャケです。
「Can 好きのパンクス?」 と思った記憶があります。


静止画ですが 1st から 「Love Battery」


1st 収録曲の動画で 「I Don't Mind」