星野仙一さんが
2010年10/07
NewsZEROに生出演し、
監督去就問題について初めて公の場で発言されました。
~オープニングで~
男性アナ:
(“28日ドラフト初仕事、楽天クジ”
という見出しの報知新聞を広げながら…)
スポーツ新聞で大きく伝えられていますが、
楽天の新監督に星野さんという記事が相次いでいるんですけども、今日初めて本人の口から真相を語るということでお願いします。
星野さん:
いや~スポーツ新聞は先走るね(少し呆れたご様子)
え~(困ったご様子)
男性アナ:
今日ひとつ宜しくお願い致します。
星野さん:
いや~(困ったご様子)何とも言えませんわ。
~スポーツコーナーの前~
男性アナ:
ZEROファミリーとして我々、単刀直入にズバズバと聞いていきたいと思います。
宜しくお願い致します。
~星野さんの闘将ぶりのVTRとこれまでの楽天監督去就問題の簡単なVTRが流れる~
村尾さん:
星野さんズバリ聞きます。楽天からオファーはあったんでしょうか?
星野さん:
いや、まだ来てないです。これはホントに間違いないです。
もう報道見ると、みんな来ているように思いますけども、まだ正式には来てないです。
男性アナ:
まだオファーは来ていない、ただ一方で楽天側は星野さんに正式に要請することを認めています。そういった意味でも間違いなくこれからオファーは来ると思われます。
星野さん:
え~まぁそう言ってるので来るでしょうけどもね、この世界では、オファーが来たら一度はですね、席につかなくてはいけないという、そうゆうルールがあるんですよね。
これはもうマナーですね。
男性アナ:
一度はテーブルに、交渉の場につくということで?
星野さん:
もちろんです。はい。
男性アナ:
仮にですけども、条件が合えば、単刀直入に聞きますが、
監督を受ける気持ちは現在あるんでしょうか?
星野さん:
それは難しい質問だね、こりゃね、いや、やっぱりね、仮にというところが引っかかるんですけどね、今はもう(心配そうな面もちで)
阪神…クライマックスシリーズがありますからね、そうゆうことはまだまだ答えるべきじゃないというのが私の考えですけどね。
男性アナ:
まずは阪神のシニアディレクターとしての仕事を全うしてからと?
星野さん:
そうです。はい。
まぁ、あまりやってませんけどね。
男性アナ:
これまで、中日、阪神、さらには日本代表とチームを率いてきましたけど、チーム作りで一番考えられることは何でしょうか?
星野さん:
やっぱりね、そのチームがどうゆうコンセプトを持っているか、例えばどうゆう補強するかとか、どうゆうチームを作りたいとか、ということを考えて今までは引き受けてきましたね。
男性アナ:
それを含めた上で考えると?
星野さん:
もちろんそうでしょ。
何でもかんでも嬉しい嬉しいで受けておったんじゃ、やっぱりダメでしょ。
男性アナ:
これまで監督を受けるにあたって決め手となったものは何だったんでしょうか?
星野さん:
やっぱり自分がやる気があるかないかですわ。
男性アナ:
やる気?
星野さん:
えぇグァーっと来るものがあるかないかでしょうね。
燃えるものがね。
男性アナ:
その燃えるもの、気持ちは…
いろいろな話を聞いてから果たしてその判断ができるかどうか?
星野さん:
というとこでしょうね
男性アナ:
なるほど。今率直にユニフォームを着てみたい気持ちはあるのでしょうか?
星野さん:
これは野球人としてはね、常に思ってることですよ。
チャンスがあったらユニフォームというのは、
これはもう野球人の、もう習性ですよ。
男性アナ:
因みに阪神の監督を退かれてからこれまでに何度かオファーはあったんでしょうか?
星野さん:
ありがたいものでですね、(阪神監督勇退から)1、2年経ちまして…どうでしょう、今までの間…
3球団ありましたかね。
男性アナ:
では今回もしオファーが来ることになると4球団目ということにー
星野さん:
そうゆうことですね
男性アナ:
村尾さん、我々としては正直複雑な思いもありますよね?
村尾さん:
星野さんにはもういつまでもZEROでね、いろいろと私達もご指導あおぎたいと思っている一方で、
ユニフォームを着る星野監督も…てな感じなんですけども
星野さん:
いやぁ、さっき控え室では来年もZERO宜しくお願いしますと言われてたじゃないですか(スタジオ内、笑)
村尾さん:
本当に宜しくお願いします。
男性アナ:
そうゆう思いもあるんですけども、どうでしょうそのあたりは?
星野さん:
まぁこれはもう、タイガースがクライマックスでね、いい形になって、日本シリーズに出れて、ということであればね、万々歳なんですけども、まぁだから
そのときにオファーが来て、正式にテーブルに一度はついてみて、どうゆう、さっき言った、コンセプトがどうゆうものであるかと、私とマッチするかしないかということでしょうね。これは。
男性アナ:
まぁ阪神の公式戦が今日終了したということもありまして、近い将来その判断を下さなくてはならないということですよね?
星野さん:(とても困ったご様子で)
うん、まぁ、もうね、ただね、スポーツ新聞がもう先走ってますでしょ。
まだ僕、何もこう、話してないのに、あんだけ上手いこと紙面を作るってのは、
皆さん騙されちゃいけませんよ
(本当に呆れたご様子)
男性アナ:
となると正式発表はぜひ我々のもとでとお願いしたいのですが…
星野さん:
そう簡単にはいけませんよ、でもZEROには恩義がありますから、できるだけそうしたいと、
行くにしても行きとどまるにしてもね、そうしたいなとは思ってますけどね。
村尾さん:
星野さん!本当に燃えそうなんでしょうか?
星野さん:
……
(スタジオ内、笑)
女性アナ:
星野さんが燃えたらまた球界も盛り上がりますよね。
星野さん:
皆さんそう言ってくれる人もいれば、
え、やっぱり関西では…ね、
いろいろ寂しいから行かないでという人も…、
いろいろ、まぁ、そう言ってもらえるというのは嬉しいです。
そして、この歳でいろいろな球団から、過去ずっとね、お誘いがあるというのは野球人冥利につきますね。
村尾さん:
私達も引き留めましょう。
男性アナ:
引き留めつつも、正式な場合は番組で宜しくお願いします。
今日はどうもありがとうございました。
星野さん:
いやぁ、今日は汗かくな。
感想
星野さんは、楽天の監督を受けるとまだ決めていないことがはっきり分かりました。
もし星野さんの中に楽天へ向けて、燃えるものがもうすでにあれば、
星野さんは、野球界のことを話し、楽天の名前をもっと出したと思います。
阪神への配慮だけが明言できない理由ではなく、星野さんは迷っているのだと思います。
ニッカンスポーツの寺尾記者が星野さんは迷っていると言われていました。
ほとんどの新聞社は
“関係者によると”とか
“近い筋によると”
“球団首脳によると”
と発言者を明確にせず、報道しています。
しかし一体元々どこからこの話がマスコミに流れたのでしょうか?私は、それが最近不思議です。
星野さんが今後燃えるかどうかは、
阪神のオーナーや球団幹部の出方次第で変わると思います。
阪神側がこのまま、本人任せのどっちつかずの態度が続き、
楽天監督になることが、野球界全体の為になると確信したら、星野さんは受けるかもしれません。
これまで3球団断ってきたのは、日本代表監督を要請される流れもあったからという理由もあるでしょうが、
最終的には、阪神タイガースへの愛着が上回っていたのだと思っています。
星野さんは縦縞への思いが強いのを私はいろんなところで幾度となく聞いてきました。
「縦縞を誇りに思え」
と2007年の球団行事で訴えました。
そんなこと、今後オーナーや監督が言えるのでしょうか?
阪神タイガースは歴史だけは古い、しかし一方で実績といえば優勝したのは数えるほど。
それなのに伝統に過剰な誇りを持つ球団やOBの体質があります。
観客動員数が1位なことに
“おごり”を持ってることはないでしょうか?
フロントの力ではありません。
伝統に誇りを持つ前に縦縞に誇りを持つことです。
つまり闘う姿勢、勝つことなんです。
星野さんはそこを主張できる人です。
星野さんの決断を私は尊重しますが、阪神ファンとしては、心配です。
星野さんが阪神を離れるということは、阪神は同時に金本選手も離すことになるということです。監督より勝利への執念を持った選手がいなくなります。
金本選手には契約内容や金銭的な好条件は通じません。
もともと
“阪神”へ移籍したのではなく、
“星野監督のいる阪神”に移籍しただけなのですから。
金本選手が
「広島には恩義がありますから」と星野監督に断ったとき、
星野監督は
「そんなお前だから俺はほしいんだ。
いつか恩返しできる日が来る。
そのときまで力を貸してくれ。
俺らは一緒にやる運命なんや。」
と言われたそうです。
真弓監督次第で
広島へ帰るか、
その前に星野監督が行くなら楽天へ移籍する可能性高いと思います。
2010年10/07
NewsZEROに生出演し、
監督去就問題について初めて公の場で発言されました。
~オープニングで~
男性アナ:
(“28日ドラフト初仕事、楽天クジ”
という見出しの報知新聞を広げながら…)
スポーツ新聞で大きく伝えられていますが、
楽天の新監督に星野さんという記事が相次いでいるんですけども、今日初めて本人の口から真相を語るということでお願いします。
星野さん:
いや~スポーツ新聞は先走るね(少し呆れたご様子)
え~(困ったご様子)
男性アナ:
今日ひとつ宜しくお願い致します。
星野さん:
いや~(困ったご様子)何とも言えませんわ。
~スポーツコーナーの前~
男性アナ:
ZEROファミリーとして我々、単刀直入にズバズバと聞いていきたいと思います。
宜しくお願い致します。
~星野さんの闘将ぶりのVTRとこれまでの楽天監督去就問題の簡単なVTRが流れる~
村尾さん:
星野さんズバリ聞きます。楽天からオファーはあったんでしょうか?
星野さん:
いや、まだ来てないです。これはホントに間違いないです。
もう報道見ると、みんな来ているように思いますけども、まだ正式には来てないです。
男性アナ:
まだオファーは来ていない、ただ一方で楽天側は星野さんに正式に要請することを認めています。そういった意味でも間違いなくこれからオファーは来ると思われます。
星野さん:
え~まぁそう言ってるので来るでしょうけどもね、この世界では、オファーが来たら一度はですね、席につかなくてはいけないという、そうゆうルールがあるんですよね。
これはもうマナーですね。
男性アナ:
一度はテーブルに、交渉の場につくということで?
星野さん:
もちろんです。はい。
男性アナ:
仮にですけども、条件が合えば、単刀直入に聞きますが、
監督を受ける気持ちは現在あるんでしょうか?
星野さん:
それは難しい質問だね、こりゃね、いや、やっぱりね、仮にというところが引っかかるんですけどね、今はもう(心配そうな面もちで)
阪神…クライマックスシリーズがありますからね、そうゆうことはまだまだ答えるべきじゃないというのが私の考えですけどね。
男性アナ:
まずは阪神のシニアディレクターとしての仕事を全うしてからと?
星野さん:
そうです。はい。
まぁ、あまりやってませんけどね。
男性アナ:
これまで、中日、阪神、さらには日本代表とチームを率いてきましたけど、チーム作りで一番考えられることは何でしょうか?
星野さん:
やっぱりね、そのチームがどうゆうコンセプトを持っているか、例えばどうゆう補強するかとか、どうゆうチームを作りたいとか、ということを考えて今までは引き受けてきましたね。
男性アナ:
それを含めた上で考えると?
星野さん:
もちろんそうでしょ。
何でもかんでも嬉しい嬉しいで受けておったんじゃ、やっぱりダメでしょ。
男性アナ:
これまで監督を受けるにあたって決め手となったものは何だったんでしょうか?
星野さん:
やっぱり自分がやる気があるかないかですわ。
男性アナ:
やる気?
星野さん:
えぇグァーっと来るものがあるかないかでしょうね。
燃えるものがね。
男性アナ:
その燃えるもの、気持ちは…
いろいろな話を聞いてから果たしてその判断ができるかどうか?
星野さん:
というとこでしょうね
男性アナ:
なるほど。今率直にユニフォームを着てみたい気持ちはあるのでしょうか?
星野さん:
これは野球人としてはね、常に思ってることですよ。
チャンスがあったらユニフォームというのは、
これはもう野球人の、もう習性ですよ。
男性アナ:
因みに阪神の監督を退かれてからこれまでに何度かオファーはあったんでしょうか?
星野さん:
ありがたいものでですね、(阪神監督勇退から)1、2年経ちまして…どうでしょう、今までの間…
3球団ありましたかね。
男性アナ:
では今回もしオファーが来ることになると4球団目ということにー
星野さん:
そうゆうことですね
男性アナ:
村尾さん、我々としては正直複雑な思いもありますよね?
村尾さん:
星野さんにはもういつまでもZEROでね、いろいろと私達もご指導あおぎたいと思っている一方で、
ユニフォームを着る星野監督も…てな感じなんですけども
星野さん:
いやぁ、さっき控え室では来年もZERO宜しくお願いしますと言われてたじゃないですか(スタジオ内、笑)
村尾さん:
本当に宜しくお願いします。
男性アナ:
そうゆう思いもあるんですけども、どうでしょうそのあたりは?
星野さん:
まぁこれはもう、タイガースがクライマックスでね、いい形になって、日本シリーズに出れて、ということであればね、万々歳なんですけども、まぁだから
そのときにオファーが来て、正式にテーブルに一度はついてみて、どうゆう、さっき言った、コンセプトがどうゆうものであるかと、私とマッチするかしないかということでしょうね。これは。
男性アナ:
まぁ阪神の公式戦が今日終了したということもありまして、近い将来その判断を下さなくてはならないということですよね?
星野さん:(とても困ったご様子で)
うん、まぁ、もうね、ただね、スポーツ新聞がもう先走ってますでしょ。
まだ僕、何もこう、話してないのに、あんだけ上手いこと紙面を作るってのは、
皆さん騙されちゃいけませんよ
(本当に呆れたご様子)
男性アナ:
となると正式発表はぜひ我々のもとでとお願いしたいのですが…
星野さん:
そう簡単にはいけませんよ、でもZEROには恩義がありますから、できるだけそうしたいと、
行くにしても行きとどまるにしてもね、そうしたいなとは思ってますけどね。
村尾さん:
星野さん!本当に燃えそうなんでしょうか?
星野さん:
……
(スタジオ内、笑)
女性アナ:
星野さんが燃えたらまた球界も盛り上がりますよね。
星野さん:
皆さんそう言ってくれる人もいれば、
え、やっぱり関西では…ね、
いろいろ寂しいから行かないでという人も…、
いろいろ、まぁ、そう言ってもらえるというのは嬉しいです。
そして、この歳でいろいろな球団から、過去ずっとね、お誘いがあるというのは野球人冥利につきますね。
村尾さん:
私達も引き留めましょう。
男性アナ:
引き留めつつも、正式な場合は番組で宜しくお願いします。
今日はどうもありがとうございました。
星野さん:
いやぁ、今日は汗かくな。
感想
星野さんは、楽天の監督を受けるとまだ決めていないことがはっきり分かりました。
もし星野さんの中に楽天へ向けて、燃えるものがもうすでにあれば、
星野さんは、野球界のことを話し、楽天の名前をもっと出したと思います。
阪神への配慮だけが明言できない理由ではなく、星野さんは迷っているのだと思います。
ニッカンスポーツの寺尾記者が星野さんは迷っていると言われていました。
ほとんどの新聞社は
“関係者によると”とか
“近い筋によると”
“球団首脳によると”
と発言者を明確にせず、報道しています。
しかし一体元々どこからこの話がマスコミに流れたのでしょうか?私は、それが最近不思議です。
星野さんが今後燃えるかどうかは、
阪神のオーナーや球団幹部の出方次第で変わると思います。
阪神側がこのまま、本人任せのどっちつかずの態度が続き、
楽天監督になることが、野球界全体の為になると確信したら、星野さんは受けるかもしれません。
これまで3球団断ってきたのは、日本代表監督を要請される流れもあったからという理由もあるでしょうが、
最終的には、阪神タイガースへの愛着が上回っていたのだと思っています。
星野さんは縦縞への思いが強いのを私はいろんなところで幾度となく聞いてきました。
「縦縞を誇りに思え」
と2007年の球団行事で訴えました。
そんなこと、今後オーナーや監督が言えるのでしょうか?
阪神タイガースは歴史だけは古い、しかし一方で実績といえば優勝したのは数えるほど。
それなのに伝統に過剰な誇りを持つ球団やOBの体質があります。
観客動員数が1位なことに
“おごり”を持ってることはないでしょうか?
フロントの力ではありません。
伝統に誇りを持つ前に縦縞に誇りを持つことです。
つまり闘う姿勢、勝つことなんです。
星野さんはそこを主張できる人です。
星野さんの決断を私は尊重しますが、阪神ファンとしては、心配です。
星野さんが阪神を離れるということは、阪神は同時に金本選手も離すことになるということです。監督より勝利への執念を持った選手がいなくなります。
金本選手には契約内容や金銭的な好条件は通じません。
もともと
“阪神”へ移籍したのではなく、
“星野監督のいる阪神”に移籍しただけなのですから。
金本選手が
「広島には恩義がありますから」と星野監督に断ったとき、
星野監督は
「そんなお前だから俺はほしいんだ。
いつか恩返しできる日が来る。
そのときまで力を貸してくれ。
俺らは一緒にやる運命なんや。」
と言われたそうです。
真弓監督次第で
広島へ帰るか、
その前に星野監督が行くなら楽天へ移籍する可能性高いと思います。