1泊9日で北極点までロケに行ってまいりました。

ロケの目的は北極圏の氷が地球温暖化によって溶け出しているらしく、白クマが溺れたり海面上昇などに影響を与えているということを目視点検する為です。

アトリエ前の路地にサクラ専用ジェットを横付けし、アンカレッジ(アラスカ)で燃料を補給したらそのまま北極点まで乗り入れます。

普通、北極圏に入る為には事前に政府筋の許可とか通関とかいろいろ面倒な手続きが必要なのですが、ブログやっていますからと申し出ると普通に通してくれました。
担当係官はなんとサクラブログの読者様でした。

早速、現地に降り立ってみましたが、見えるところは全て雪と氷でで覆い尽くされれ、どこまでいっても真っ白でなにもありません。

作例1

イメージ 1

70mmの中望遠で撮っていますが、まるで広角レンズかと思わせるほど広く写ります。
どんだけ広いんだか・・・

ケータイは普通に繋がりますが、スターバックスや吉牛はおろか、コンビニなども全く見当たりません。
こんなところなら他店との競争も少ないでしょうから進出するなら今のうちではないでしょうか。

それでは今回のメイン目的である氷の状況を確認してみます。

作例2




写真で見てもよくわからないので動く映像を撮ってきました。
どうでしょうか、氷の層が薄くなっていてゆらゆら波打っているように見えます。

これは相当やばそうです。
極点付近の氷は厚みがあってまだもちそうですが、どうも端のほうは既に危険な状態で、ほとんど溶けかかっています。これでは白クマが溺れてしまというのも無理もありません。

ちなみに北極には陸地が無く、全て氷の塊でできていてその下は海(北極海)になっているんだそうです。

「・・・」

は?

ということは、北極の氷が全部溶けてしまっても海面上昇はしないかもしれません。
氷が海底に接していて、海面上に積み上がっているのでしたら別ですが、海の上に浮かんでいるだけの氷なら解けても海水の体積はほぼ増えません。

コップに氷を入れ、寸止めギリギリまで水を入れて室温で放置すると氷は溶け出しますが、水がこぼれることはありません。それと同じことです。いわゆるアルキメデスの浮力の原理です。
(水と氷の塩分濃度に関する点は無視しています)

TVなんかの報道で氷床が溶けて海面上昇が起こり、小さな島が水没したりする例が紹介されていますが、これは北極の問題ではないということになりますね・・・

↑え。

どうやらロケするところを間違えたようです。
南極およびその付近には大陸があり、その上に氷床や氷河があって溶けて海に流れ出るとそのまま海水が増えます。点検すべきは南極であったのか・・・

ちなみに南極には白クマとか南極クマのようなものはいないみたいです。
その代わりにペンギンがいるんだとか?(←代わりなのか?

さて、では南極ロケへ・・・

※この記事にはいい加減な情報が多数含まれています。
・・・というか、むしろ全てがいい加減です。