超簡単!今日は生チョコのトリュフを作ります。
誰でも真似できるように簡略化していますが味の方はバッチリです。



レシピ

・明治ミルクチョコレート(28ブロック)x2個 計280グラム
イメージ 13

中沢フレッシュクリーム45
・ココアパウダー

必須レシピはこの三つだけです。

あとはオプションで
・よつ葉無塩バター 少々
・はちみつ 少々
・ブランデー 少々
・インスタントコーヒーの粉 少々
等々・・・
最初はオプションなしで行った方がいいかも。

チョコレートは好きなものを使って大丈夫ですが、できるだけ純粋なチョコレートにしてください。きのこの山とかコアラのマーチみたいなのは向いてません。アーモンドチョコレートなどの具が入ったものも最初はやめておいたほうが無難です。
チョコレートはトリュフに使うものは200グラムで、残りはコーティングに使います。
今回はグラム数がわかりやすいように一口サイズの明治ミルクチョコレートを使用しました。
140グラムで28枚入りですから、一枚5グラムです。
40枚で200グラムになりますから、これをトリュフ本体用に使い、残りはコーティング用にします。

生クリームは中沢がベストですが、なければ乳脂肪分45%前後あれば他社製のものでもかまいません。
植物性とかホイップクリームと書いてあるものは絶対ダメです。
使用する量は90ml~120mlですが、チョット少な目のほうが作業しやすいです。

★★★ココ大事↓★★★
※チョコレートと生クリームの分量比は必ず守ってください。
チョコ200グラムに対して生クリームは100ml前後で、慣れてなければ生クリームは若干少なめ、オプションを二つ以上入れるときは更に少なめに加減してください。
生クリームが多いと美味しいですがトリュフへの加工が猛烈に技術が必要になります。慣れるまでは既定比率を必ず守ってください。
★★★ココ大事↑★★★

ココアパウダーは湿り気に対して耐性のあるものを選べばベストですが、そんなの最初はわからないでしょうから一般的なもので大丈夫です。

ちなみに、ココアパウダーをかけた後に、下のお菓子類の湿気を吸って色が変わったり風味が落ちたりすることを「泣き」といってイマイチとされています。
ちゃんとしたケーキ屋さんでココアパウダーの掛かったケーキを見ると、意外とサラサラですよね。




調理

1.チョコレートみじん切り
チョコレート200グラムを包丁で刻みます。
普通にみじん切りで大丈夫なのですが、手があったかいと溶けてくるので予め冷たい水で
手を洗って冷やしておくといいかもしれませんよ。
粉にするほど刻む必要はないですが、適当にバラけるくらいで大丈夫です。
イメージ 1

イメージ 2


2.生クリーム加熱
小さめの鍋に生クリーム100ml前後を投入し、弱火で過熱します。
沸騰する直前まで加熱して火を止めます。
ボコボコ沸騰させてはダメですよ。

3.チョコ投入!
加熱した生クリーム100mlに、先ほど刻んだチョコレートを投入しゴムベラ等で攪拌します。
ゴムベラが無かったらしゃもじかでかいスプーンなどを使ってもいいので大きく混ぜてください。
泡立てる必要はありませんが、チョコレートがダマにならないようによく混ぜて溶かし込んでください。
温度が下がってきて溶けにくくなっても火にかけてはいけません。ボールなどにお湯を張って鍋の底をボールにつけて溶かします。これをゆせんといいますが、熱湯でゆせんすると、ダメになりますので、手が入れられるくらいまで水で割ってください。
水とかお湯が鍋の中に入らないように気をつければOkです。
イメージ 3

オプションの無塩バター、はちみつ、ブランデー、インスタントコーヒーの粉などはこの段階で入れますが、慣れてなければオプションなしか、ひとつくらいに留めておきましょう。

イメージ 12

(↑よつ葉 業務用無塩バター)普通の家にこんなもの無いのでスルーしてもOKです。

4.徐冷
生クリーム、チョコレート、オプション類がよく混ざったらバットに開けます。
イメージ 4

バットが無かったら平皿でもいいですが、バットくらいは100円ショップでも売ってますので、チョコレートのついでに買ってしまってもいいでしょう。
バットにはラップかビニールを引くこともありますが今日は直です。
このまま暫く放置して粗熱を取ります。

ちなみに、この時点で出来たものをガナッシュといいます。まぁ既に生チョコってわけです。


5.冷蔵
大体冷めてきたら冷蔵庫に入れて暫く軽く冷やします。
まだガナッシュが熱いうちに冷蔵庫に入れるとダメになります。
この段階の冷蔵はそんなにキッチリやらなくてOKです。
次の丸め作業をやりやすくするためにガナッシュの硬度を出す為の冷やしです。

なお、この段階でキッチリ冷やして終了する手もあります。
その場合は、お湯をかけて加熱した包丁(もちろん水気は取る)でガナッシュをさいの目に切って、ココアパウダーを振りかけて盛り付けたらブロック生チョコの出来上がり。
これでも結構美味しいです。

6.丸め
ガナッシュをスプーンですくい取って取り分けます。
イメージ 5

手で丸くしますから、形は気にせずにじゃんじゃんやってください。

取り分けが出来たら団子みたいに手で丸くしてトリュフの形を作ります。
万が一やわらかすぎてうまく行かないようでしたら再び冷蔵庫で硬度を上げてください。
また、1と同じように予め手を冷やしておくのもいいでしょう。

7.ココアパウダーの振るい
茶漉しでココアパウダーをバットのようなものに振るい落とします。
イメージ 6

あとで、この上でトリュフを転がすことになります。

8.コーティング
1で残してあったチョコレートをレンジで1~2分くらいチンして溶かします。
イメージ 7

イメージ 8


溶かしたチョコレートをトリュフに塗りつけます。サクラは手の上でやってしまいますが、スプーンを使ったりしてもOKです。
イメージ 9


コーティングの厚みは適当ですが、厚塗りすると表面がパリッとして中が柔らかい食感になります。
慣れてない場合は無理して厚塗りしないに限りますが、どうしてもやってみたい場合は表面がある程度固まってからさらにもう一層塗るなどの工夫をするとよいでしょう。

コーティング用のチョコレートは生クリームを入れていないので、冷えるとカチンとなります。

また、別途ホワイトチョコレートなどでコーティングするのも乙です。

9.まぶし
コーティングしたトリュフをココアパウダーの上で転がします。
この段階に来たらもう手で触ってはいけません。フォークなどを使って、転がしてください。
ココアパウダーが足りなければ更に茶漉しで振るい落としてください。

なお、8~9は同時進行で大丈夫です。

応用編でココアパウダーの代わりに砕いたナッツ類をまぶしたり、あまったチョコレートを絞り袋に入れて模様を書いたりするとプロっぽいです。

10.盛り付け
盛り付けたら食べるだけ。
お疲れ様~

イメージ 10

イメージ 11


なお、出来上がったトリュフは加熱しているとはいえ生クリームを使っていますから、基本的に日持ちしないと考えておくほうが安全です。冷蔵庫に冷やしても、なるべく早く食べ切ってしまいましょう。
まぁ一週間くらいぢゃないでしょうか。