露出計が光量を計測する為に受光素子というものがあるのですが、その受光素子の前につけるフィルタみたいなものが何種類かあります。

標準では玉型の受光球になっているのですが、それだと様々な事情で都合が悪いので別売りの平面の受光板につけかえる必要があります。
というか、こんなの最初から両方つけて売っててくれればいいのに・・・

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ケンコーのフラッシュメーターKFM-2100は、発売当初は玉型受光球しか用意してなかったのですが、このたびようやく平形受光板が追加発売されました。

よくカメラ仲間から「サクラさん、なんで受光球なんかつかってんの~」と茶化されていたのですが、ようやくまともな装備になります。

KFM-2100は実質的に旧ミノルタのフラッシュメーターVIを引き継いで生産しているもので、外装のデザインがチョット違うだけで仕様的には旧ミノルタのものと全く同じです。

ケンコーの人に話を聞くと、ミノルタのものとは違って独自に設計したといっていますが、どうみてもミノルタと変わらないし、どこを変えたか聞くと必ずモゴモゴになってしまいます。w
まぁミノルタと同じで上等です。かえって変更しないほうがいいくらいの完成された優れたメーターともいえます。

試しにミノルタの平面受光板をKFM-2100に装着してみましたら、バッチリOKでピッタリはまりました。アダプタの規格も含めて引き継いでくれたおかげです。

ちなみに、平面受光板が追加発売されたことは先日のPIEで知りました。
ケンコーの人に平面受光板がないので困っている旨申し入れたら、丁度発売になったところだと案内を受けました。

早速近所の某大手カメラ店に取り寄せを頼んだのですが、店の担当者が発注伝票を投入し忘れた上に3週間ほど放置プレーを喰らった為、手許に届いたのは約1ヶ月後のことでした。

まぁよくある(こんなことよくあっちゃいけない)受発注の事故ですが、担当レベルで終ってしまうと必ず再発します。そこで軽く「ここの店長さんは誰でしたっけ?」とお尋ねしたら、サクラが売り場を離れた後にもかかわらず副店長とともにサクラを見つけてくれて、偉い人の集まりで事故事例として報告する旨のお知らせがありました。

クレーマーぢゃないですよw