今日はペンタックス関連のニュースが多かったので魚拓しておきます。

※サクラ補足:
最終的にペンタックスという会社はなくなるということです。
一時期、子会社化で会社は残す云々という話もありましたが結局それはナシになりました。
嗚呼!

ペンタックス関係者に幸あれ!


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株式新聞社
2007年10月29日(月) 13時19分
ペンタックスが一時売買停止=東証

 東京証券取引所は29日後場、ペンタックス <7750> の売買を午後1時~1時35分まで一時停止すると発表した。HOYA <7741> と同社の合併に関する発表の周知徹底のため。東証では10月30日からペンタックスを整理ポストに割り当て、11月30日で上場廃止とする。

[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:株式新聞社


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ペンタックス 松下電池に損賠検討 工場火災 新製品発売できず
10月29日8時1分配信 産経新聞


 デジタルカメラ大手のペンタックスが、松下電池工業の本社工場(大阪府守口市)で9月に起こった火災によって予定していたリチウムイオン電池を調達できなかったとして、松下側に損害賠償請求を検討していることが28日、明らかになった。賠償額は今後詰めるが、電池の仕様や本体の設計変更に伴って発生した費用だけでなく、年末商戦に新製品を投入できないことによる逸失利益分も含める方向で調整する。工場の操業停止が損害賠償に発展するのは異例。他の取引先にも同様の動きが広がる可能性もあり、松下グループの経営にとって大きな打撃となりそうだ。

 ペンタックスは今月24日、年末商戦に向けて11月上旬に予定していたコンパクトデジカメ「オプティオA40」の発売時期を来年2月上旬に遅らせると発表した。

 ペンタックスによると、新製品の電源として松下電池のリチウムイオン電池を一括して購入する予定だったが、火災発生から約1カ月経過した現在でも松下側は工場再開のめどが立っておらず、松下以外の複数の取引先から別のリチウムイオン電池を調達することにした。

 ペンタックスは今後、賠償請求額を詰めるが、松下の工場火災の影響が表面化したのは初めて。今後、ペンタックス以外の取引先でも、他社製の電池に切り替える動きが加速する可能性もある。

 今回の火災で焼けたのは、リチウムイオン電池を生産する「B棟」(6階建て)の3階部分約2250平方メートル。現在も松下側は消防の許可がないと立ち入れない状況が続いている。

 松下は8月に携帯電話世界最大手、フィンランドのノキア向け電池の不具合が表面化し、約4600万個に及ぶ交換用電池の生産に追われていた。この不具合への松下側の負担額は100億~200億円とみられていたが、今回の火災によって負担額はさらに拡大するのは確実だ。

 松下は、本社工場と中国・無錫の工場でリチウムイオン電池を生産しており、生産能力は両工場合わせて月産約2500万個だった。本社工場での操業を再開できないため、11月中にも無錫と和歌山(和歌山県紀の川市)の2工場で本社工場分の代替生産を始めたい考え。

 ただ、松下の取引先はすでに他メーカーへの切り替えを検討している。今回の火災で取引先の流出と、損害賠償という二重負担に見舞われる可能性がある。


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株式新聞社
2007年10月29日(月) 13時26分

HOYAが一時下げ転換も切り返す

 HOYA <7741> が午後1時の今08年3月期の9月中間期連結決算を機に一時マイナス転換。ただ、株価はすぐに切り返し、前場高値を上抜く場面もあった。
 中間期連結決算は営業利益で前年同期比10.6%減の494億8900万円。会社計画490億円からはやや上ブレたが、既に10月18日付日経新聞で「営業利益500億円程度」と報じられており、サプライズなし。株価には織り込み済みのようだ。なお、通期連結業績予想については10月~12月期の決算発表時(08年1月)に公表する予定。
 また、同社はペンタックス <7750> との合併契約締結も同時に発表。08年3月31日付で合併し、HOYAが存続会社となる。合併対価としてペンタックス株1株につき770円を現金交付する。
 なお、東京証券取引所は情報周知徹底のため、ペンタックス株を午後1時~1時35分まで一時売買停止した。また、10月30日からペンタックス株は整理ポストに割り当て、11月30日に上場廃止となる。

[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:株式新聞社


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【個別銘柄】ペンタックスが後場急騰、HOYAが1株770円で買い取りへ
10月29日15時31分配信 テクノバーン


【10月29日 15:11 テクノバーン】ペンタックス <7750> が一時、前日比31円(4.25%)高の761円まで上昇。

HOYA <7741> はきょう29日の午後1時頃に連結子会社のペンタックスと合併契約を結び、1株770円でペンタックス株を買い取って完全子会社化すると発表したことが買い手掛かりとなった。

HOYAによるペンタックスの完全子会社化に伴い、ペンタックスは30日から整理ポストに割り当てられた後、11月30日で上場廃止となる。

□ 関連記事
10/29 ペンタックスが後場急騰、HOYAが1株770円で買い取りへ
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read?f=200710291511
05/31 HOYA、1株770円の買い付け価格でペンタックスに対するTOBを決議
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read?f=200705311342
04/18 ペンタックスが軟調、臨時取締役会を中止へ
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read?f=200704181411
04/11 ペンタックスがもみ合い、今後の進展を様子見
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read?f=200704111302
04/09 ペンタックスが急騰、HOYAが合併からTOBに変更
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read?f=200704091217

最終更新:10月29日19時31分


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株式新聞社
2007年10月29日(月) 15時47分
値上がり銘柄数1200超、平均株価は192円高と大幅続伸=東京株式市場・29日後場

 29日後場の東京株式市場では、堅調推移。平均株価は前週末比192円45銭高の1万6698円8銭と大幅に続伸した。前場の好地合いを引き継ぐ形で買いが先行し、「アジアマネーがコア30中心に追加買い」(米系証券)との指摘もあった。夜間取引の米ナスダック株価指数先物が一段高となり、アジア株式が軒並み堅調に推移したことをもあり、上げ幅は一時260円を超えた。テクニカル上では、直近マド(19日安値1万6711円~週明け22日高値1万6563円)埋めを果たした。
 市場では、「強い動きだ。好決算を素直に評価しており、この流れが続けばマーケットに先高感が生まれてくる」(準大手証券)、「米利下げが実施されても、その後に打ち止め感が出るのか、それとも再度の利下げ期待を織り込みにいくのか読めない。まだ方向性を決めるのは早い」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1242、値下がり402。出来高は17億9904万株。売買代金は2兆7288億円。東京外国為替市場では、1ドル=114円台前半(前日終値は114円41銭)で取引されている。
 米金融セクター買いの流れを受け、今期連結業績予想の修正で悪材料出尽くし感が指摘された三井住友 <8316> や、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> などメガバンクに買いが継続し、横浜銀、千葉銀、常陽銀、静岡銀など地銀株も軒並み堅調。野村 <8604> 、大和証G、岡三、丸三証、いちよしなどの証券株も引き締まった。住友不 <8830> 、野村不HD、東建物、URBANなどの不動産株も上げ基調。パシフィック <8902> はストップ高後に同値比例配分。9月中間期連結決算で営業益5%増、自己株式取得決議の日産自 <7201> をはじめ、トヨタ、ホンダなどの自動車株も継続物色された。米ナスダック100株価指数高を受け、キヤノン <7751> 、ソニー、TDK、東精密、ニコン、オリンパスなどの値がさハイテク株も引き締まった。今3月期連結予想で純利益15%増に上積みしたファナックもしっかり。
 バルチック海運指数(不定期船運賃指数)の新値追いを背景に、今3月期連結業績予想を上方修正した郵船 <9101> をはじめ、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、新和海、飯野海などの海運株が上値追い。ロシア・サハリン沖の資源開発事業「サハリン2」の来年操業開始見通しを受け、参画する三井物 <8031> が上場来高値を切り上げ、同じく参画メンバーの三菱商 <8058> や、伊藤忠、丸紅などの商社株も堅調。個別では、三菱マ <5711> が完全子会社化を発表した三菱伸銅 <5771> がストップ高比例配分に値上がり率トップ。ゴールドマン証が「強い買い推奨リスト」に新規採用の日立化 <4217> や、ドワンゴ <3715> 、フェイス <4295> もストップ高後に同値比例配分。野村証が新規にレーティング「2」でカバレッジ開始の共立メンテ <9616> も高い。HOYA <7741> との合併発表に伴い、午後1時から一時売買停止措置がとられたペンタックス <7750> (30日から整理ポストに割り当て)は同1時35分から売買再開となり、次第高。
 半面、原油高騰に伴うコスト負担増懸念もあり、北越紙 <3865> や、三菱紙、レンゴー、ザパックなどパルプ・紙株の一角がさえない。個別では、今3月期連結で一転営業減益見通しのUアローズ <7606> がストップ安比例配分に値下がり率トップ。今3月期連結業績予想を下方修正したセントラルS <4801> と荏原ユージ <4975> は前場ストップ安後の戻りが鈍い。今12月期連結業績予想を下方修正した荏原実業も軟調。今3月期の連結業績予想と予定配当を下方修正した大平金 <5541> 、総額650億円のCB発行で希薄化懸念のオートバック <9832> 、ゴールドマン証が投資判断「中立」に引き下げた三陽商 <8011> なども安い。

[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:株式新聞社